Left from Dakar
まだ悩みながらではあるのですが・・・とりあえず出発

2012.5.21 / Senegal(Dakar(YOFF)~Thies) 本日 自転車61km走行 : Total 37691km走行
天気:晴 パンク:1
朝飯→フランスパン 昼飯→チェブジェン 夕飯→マンゴー / 宿→Chez Gilbert(テント3000CFA)

(English)
 Today I left from Dakar, YOFF.



 さてさて、本日こそ、ようやくダカールを出発いたしやす。荷物と自転車を宿の中庭に降ろし、久々にフル装備のファニーバニーに。そんなファニーバニー、全ての荷物を装着した後、ためしに後輪部を持ち上げて・・・ビックリした。無理に持ち上げようとすると、腕の関節が外れちゃいそうになるほど、重い。こんなに重かったっけ???う~ん、ここんところ、宿に大半の荷物を置かせてもらって、超軽量モードで走ってたから、そのギャップからなのか・・・それとも、以前より重くなっているのか。増えた荷物といえば、ジャンベくらいなのだが・・・いや、そのジャンベの増量分が結構キテるのか。5kgくらいあるもんな、ミニジャンベ。自転車旅での5kg増量は、結構デカイ。

 ヴィアヴィアを出発する時は、いつもは荷物を置いて出発する(戻ってくるため)オイラなのに、今回は、置き荷物はなし。そんなオイラに受付のおばちゃんは「ヴィアヴィア、ラスト?」と聞いてきた。そうなんです、また戻って来たいんだけど・・・今日こそ最後です。長い間お世話になったヴィアヴィアともお別れ。受付のおばちゃんとバーテンのお兄さんの見送りが、嬉しいようで悲しいようで。ああ、セネガル旅が快適だったのも、この宿のおかげだったと思う。この宿に巡りあわなかったら、オイラのセネガルの印象は相当違ったものになっていたに違いない。

 ヴィアヴィアを出て、YOFFの町を走る。この町も思い出深い場所になったなぁ・・・去るのが名残惜しい、と、最後に写真を撮っておくことに。で、カメラを取り出し撮影していたら、後ろから肩を叩かれた。振り向いてみると、そこには見た顔が・・・なんと、ここでジャンベ修行をしていたころ通っていた海の家のオーナー、ムハンマドさんじゃないですか。「覚えてる?ほら、ビーチの・・・」って言うムハンマドさん。もちろん、忘れるワケないですよ。そうそう、日記には書き忘れちゃったんですけど、3日前くらいに、ジギ師匠とも再会したんです。宿のカフェスペースでネット作業していたら、いきなりセネガル人から、握手を求められて。誰かと思ったら、ジギ師匠。その時は、カメラを取り出すのも忘れちゃうほど、あまりの突然の再会に、驚いたのと舞い上がっちゃっいまして。

 さて、走り始めたダカール道、まずは交通量の多い面倒なハイウェイ道を走る。郊外へ出ると、交通量も落ち着いてきて、走りやすくなってくるのは分かっているので、ここはひたすら我慢走り。で、郊外へ出て、やっと快調に・・・と思ったら、後輪に違和感が。やっぱり荷物が重いのが負担になっているようで、久々に後輪がパンク。

 とりあえず、空気漏れはビミョウな感じなので、チューブ交換はせず、空気を入れるだけでごまかすことに。で、空気を入れ終わった後、顔を上げたら、周囲は、果物屋だらけだった。そう、今マンゴーの時期でして。とにかく、道脇に並ぶ果物屋の屋台には、マンゴーが山積みされているんですよ。見渡す限りマンゴーだらけ。こんだけ、マンゴーが並べられていたら、そりゃ、買いたくなるってもんでしょ。しかも、こういう街道沿いの果物屋は安い。ビニール袋いっぱいマンゴーを詰めてもらって、200CFA(40円くらい)だっていうんだから、ウハウハですよ。買ったマンゴーを持って木陰に入り、おやつ休憩。しかし、マンゴーは、うまく食べないと、果汁でベトベトになっちゃうのが、ちと面倒なところ。案の定、ベトベトになっちゃった手と口元を貴重な水で流し洗い、走り再開。

 久々のフル装備走りだったってのもあったし、ちょっと内陸部に入り込んで灼熱になりつつあったんで、時間はちょっと早かったのだが、Thiesという町で、宿に入ることに。ロンプラに載っていた町外れの宿に行ってみたら、一泊17500CFAとのこと。高いなぁ、とぼやいたら、ここ、キャンプが出来て、テント泊なら3000CFAでいいと言われまして。なら、キャンプで、ということで、マンゴーの木の下でテントを張らせてもらうことに。テントは、クロさんにもらった蚊帳テント。アフリカでは、この蚊帳テントに助けられております。蚊帳テントくらい風通しよいものでないと、暑くて耐えられないのですよ。