(English)
I left from Todora.
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まだまだ滞在していたいのですが、弾丸トラベルモードのオイラには時間があまりない。ということで、本日トドラを出発することに。で、ここからも、またバスワープ。そのバスは、午後15時くらいに出るということなので、それまでの時間、再びトドラ探索に行くことに。
そうそう、ここ、トドラはロッククライミングが有名。ココにロッククライミングをするために、多くのヨーロッパ人が訪れるらしい。そんなロッククライミングに、レイコさんが挑戦するというので、オイラもついていく。
インストラクター指導のもと、レイコさんとノリコさんと途中で一緒になったイタリア人男性が岩に登っていくのをオイラは見るだけ。なんかね、ここで、ロッククライミングって、あまりやってみようと思えなかったんですよ。たぶん、こういうもんなんだろうなって、想像ついちゃったっていうか。エチオピアでアブナ・イエマタ教会に行くのに、ロープなしのロッククライミングを経験しちゃってたから・・・あれ以上のドキドキはないだろうな、って勝手に思っちゃって。
見てるぶんには、すげー楽しそうだったんですケドね。
さて、その帰り道、ノリコさんが「そういえば、ここの土産物屋のおじさん、ジャンベが上手いのよ」と、一つの土産物屋に寄ってくれまして。で、そんなノリコさんの知り合いの土産物屋のおじさんと、ジャンベセッションが始まりまして。レイコさんとノリコさんが見る中、オイラとおじさんがジャンベを叩いていたら、通りがかったヨーロッパ人のおじさんが「俺も交ぜて」と乱入。ああ、楽しい。うん、オイラは、こういうのがいい。ロッククライミングより、数倍テンションがあがる。
土産物屋のおじさんが「いいスジしている。明日も来ないか?」と言ってくれたのだが、残念ながら、今日発ってしまうのですよ、とお別れ。
で、宿に戻って、出発準備。皆さんに見送ってもらって、ノリコさんの宿を出発。
ノリコさんの宿から、テネリールの町までチャリ走り。で、テネリールの町のバスオフィスでチケットを購入。ラマダン明け近くなると、帰省していた人たちが戻るので、バスが混むと聞いていたのだが、なんなくチケットが買えてホッと安心。で、一軒だけ開いていたホテル併設のレストランで昼飯を食べた後、バスを待つ。で、バスは来たので荷物を預けようとしたところ・・・なにやら、運転手とオフィスの人がもめはじめた。その様子を見て、悪い予感がしたのだが、その予感は的中。どうやら、チケットシステムのミスなのか、オーバーブッキングが相次いで、乗客対応が大変になっちゃっているようなのだ。で・・・
「悪いけど、バスは、フルだからもう、乗れない」
ときた。チケット売ってくれたのにぃ~・・・ま、モロッコと言えども、ここはアフリカ。こういうもんです。なんつーか、怒る気力もなく、お金は払い戻してくれるというオフィスのおじさんから、返金を受け取る。あ~、これは、砂漠には行くなって言うことなのかな。ここは、おとなしく北部へ抜けることにするか、なんて考えはじめたところで、オフィスのおじさんが「バスはもうないけど、タクシーで行けば行けるよ。値段もそんなには変わらない」と提案してくれた。え~、タクシーがバス料金で行ける訳ないじゃん、と最初は疑っていたのだが、グランタクシー乗り場へ行って、話を聞いてみると、意外と安く連れて行ってくれることが判明。
あ、その値段なら、と、グランタクシーに乗って、砂漠の村メルズーガへ向かうことに。荷物は無理やり後ろのトランクに詰め、入りきらない分は、屋根に縛り付けてもらう。で、乗り込んだ人も、後部座席に三人だったので、そんなに窮屈ではない。これなら快適に移動できるじゃん。バスにわざわざ乗らなくてもタクシーでいいじゃん、と思っていたのだが・・・
100kmくらい走ったところにあった次の町Goulmimaで、タクシーが止まった。どうやら、このタクシーが走るのはここまでらしい。この先は、また別のタクシーに乗り換えて進まねばならないらしいのだ。なんだ、直通じゃないのか。そう、この乗換えが面倒だった。まず、Goulmimaという町で一回乗り換え、その後、Ar-Rachidiaという町でまた乗り換え。しかも、Ar-Rachidiaという町ではちょうど、断食明けの夕暮れ時刻となったため、運転手のおじさんの飲食は始まってしまい、しばらく足止め。で、Ar-Rachidiaから、Rissaniという町まで一気に行ってくれたのだが・・・Rissaniに到着したのは、もう夜。この時間にメルズーガに向かう客なんていないらしくて、行くとなると、一人でタクシーをチャーターすることになる。乗り合いで行けば結構安いタクシーも、チャーターとなると高い。ここから30kmほどしかないメルズーガまでの道が200ディルハムとふっかけられたので、メルズーガに行くのは断念。今日はもう、リッサニに泊まることに。
幸い、100ディルハムでWiFiつきのいい宿が見つかったので、そこにチェックイン。さて、後30kmくらいの距離だっていうことだし、明日は自転車で走ってメルズーガへ向かうとするか。
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