(English)
I left from Heidelberg.
|
|
本日、ハイデルベルグを出発。結局ハイデルベルグには３泊だけだったなぁ。ま、ヨーロッパ、一つの町滞在は、長くてもこれくらいがいいのかも。これ以上留まっていたら、シェンゲンの90日は確実にオーバーしちゃう。
さて、次の目的地は、バーデンバーデンという町。ここには、温泉があるらしいのですよ。ま、世界でいろいろ温泉に入ってきたオイラなんで、別に温泉は珍しいものではない。なので、通常であれば、わざわざヨーロッパで温泉に入りに町に寄るなんてことはしないのですが・・・ええ、＜通常＞であれば、です。ドイツの温泉は＜通常＞ではないらしいのですよ。何が違うって・・・ドイツの温泉って混浴らしいのです。混浴って、温泉大国の日本ですら、もはや、なかなか体験できなくなってしまった、古きよき文化。そんな混浴ができると聞いたからには、いくっきゃないでしょ、と鼻息荒く、バーデンバーデンへ向かうことにしたオイラ。
幸い、バーデンバーデンは、ハイデルベルグから90kmくらいの距離にある。自転車でも、一日で行けちゃう距離だ。ということで、またiPod Touchの地図を見ながらドイツ道を走る。う～ん、これくらいの詳細地図がないと、ヨーロッパ道は走れない。つーか、詳細地図を見ながら走っているにもかかわらず、変なサイクリングロードに入り込んで、道なき道へと引き込まれてしまう、ヨーロッパ道トラップに何度もひっかかってしまう。
いやぁ、それにしても寒い。手なんてかじかんじゃうから、いつものサイクリング手袋では耐えられない。アラスカで買ったモコモコの分厚い手袋を装着しないと、とても走ってられない。う～ん、フランスとそんなに標高は変わらないし、緯度も同じくらいのはずなのに、ドイツのほうが全然寒いぞ。なんでだ？内陸だからなのか？日本の京都の冬が厳しいのと同じ理屈か？
とにかく、寒いこの時期のドイツ道ではあるのだが、この時期だからこそ、楽しめることがある。ちょうど秋の今の季節、紅葉がめっちゃキレイ。
ちなみにこのあたり、基本的に平野道。アップダウンもなく、走りやすいのだが・・・ちょっと退屈。チャリ走り的には、もうちょっと道や風景の変化があったほうが楽しめる。
で、夕刻日が暮れる前に、バーデンバーデンの町に辿り着いたのだが、さすが温泉保養地。町中にある宿はどこも高いらしい。そんな町中からちょっと外れたところに、ユースホステルがあるとの情報をつかんでいて、iPod Touchの地図に場所をマーキングしておいたのだが、バーデンバーデンの町近くは道が入り組んでいて、宿の場所は分かるのだが、自分がいる現在地が分からなくなり、宿に辿り着けないという状況に。周囲はどんどん暗くなるし、困ったと思っていたところ、ちょうど閉める直前のツーリストインフォを発見し、慌てて駆け込んで、ユースホステルの場所を教えてもらうことに成功。おかげで、なんとか、宿に無事辿り着いて、チェックイン。
ふ～、早速温泉に行きたいところだが・・・町からちょっと離れているしな。ま、温泉は、明日の楽しみということで、今日はおとなしく、寝るとしよう。
|
|
|
