Dubrovnik Old town
ここはノンビリする場所なんですな

2012.12.20 / Croatia(Dubrovnik) 本日 自転車0km走行 : Total 42585km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→クッキー 夕飯→チャーハン / 宿→Dubrovnik Hostel(ドミ泊105クーナ)

(English)
 I stayed in Dubrovnik.



 久々に雲ひとつない快晴。旅の女神が「ドゥブロヴニクは晴れた空の下で見てこそ、魅力が分かるのよ」と言ってくれているようだ。

 ということで、今日は、まず、ドゥブロヴニクの街とアドリア海をガッツリ堪能すべく、これらを一望できるというスルジ山に登ってみることに。スルジ山の山頂まで行くロープウェーもあったのだが、大した距離でもなさそうだったので、歩いて上ることにしたのだが・・・この山道が、なかなかハード(おかげで、次の日足が筋肉痛に)。

 そんな大変なスルジ山だったのですが、上からの展望は、まさに絶景だった。ちなみに、絶景ポイントは、山頂ではなく、歩いて上る山道の中腹当たり。山の頂上まで上っちゃうと、いろいろ障害物があって、見通しがあまりよくないのだ。

 いやぁ、それにしても、今日、晴れてよかったなぁ・・・と思いながら、この素敵な風景を存分に堪能。やっぱり、青い空に青い海は最高です、ハイ。

 その後、山を降りて、ドゥブロヴニクの旧市街を散策することに。が・・・街の中は、ちょっとビミョウだった。建物の壁が高くて、中に入っちゃうと、見通しが悪いのだ。そんな建物によって形成されている裏路地は、それはそれで、雰囲気があるのだが、開放感がないというかなんというか・・・なるほど、ドゥブロヴニクの評判がイマイチなのは、この感じか。外からの抜群の風景はワクワクするのに対して、中に入っての散策は、そんなにテンションあがらない。

 いい町ではあるんだけどなぁ・・・あ、そうか、ここは、テンションがあがるような町ではないんですな。アッパー系の場所ではなく、どちらかというと、ダウナー系の場所。ワクワクする場所ではなく、ノンビリ心落ち着ける場所なんだと思うんですよ。なので、ワクワク感を期待してきちゃうと、ちょっと肩透かしをくらう、と。

 まぁ、でも、ここにも、ワクワクスポットはあるらしい。この旧市街は、城壁で囲まれており、その城壁に上って旧市街を眺めると、オレンジの屋根が眼下広がり、テンションあがる風景が見られるらしいのだ。が、この城壁の散策は有料。70クーナ(1000円くらい?)と、値段が高すぎる。この値段は払えないなぁ・・・上から見下ろす旧市街は、スルジ山から見たから、まぁ、いいかと思い、断念。

 さて、旧市街から、一歩外で出ると、目の前には、ビックリするくらいの透明度の高いアドリア海が広がっていた。旧市街の圧迫感から一気に開放されるこの空間遷移が、めっちゃ気持ちいい。

 スルジ山に登った疲労が相当きていたため、しばらく海沿いのベンチに座って、どうして、こんなに透明度の高い海を保っていられるんだろうか、なんて、ボーっとこの素敵な海を眺めながら、考えていたのだが、さすがに、この時期、ジッとして外で海を眺めるには寒すぎた。冷たい風が体を攻撃してくるので、このままでは風邪をひくと、思い、一旦宿に戻って、シエスタタイムをとることに。で、日が暮れた後、再び旧市街へ。夜の旧市街は、クリスマスが近いということもあり、素敵なイルミネーションで彩られていた。<2013>と描かれたライトデザインを見て、そうか、もうすぐ年越しか・・・とシミジミ思う、オイラだったのでした。