(English)
I stayed in Zabreb.
|
|
今日は、久々に、グッスリ朝寝坊。遅めの朝食を食べ、パソコンを開いて、正月の間HPのトップページに掲載する年賀挨拶画像を作成。
その後、ザグレブの街を散策。夜、あちこちで、カウントダウンイベントが行われる予定のようで、その準備で、街はなんだかソワソワムード。お祭り前な感じのこの雰囲気、オイラはすごく好き。
さて、歩いていたらちょっと小腹が空いてきたので、<Fritule>という揚げドーナツなお菓子を屋台で買ってみた。これ、中がモチモチしてて、めっちゃ美味い。ちなみに、今回オイラは、カップに入れてくれたドーナツに、白砂糖を振り掛けてもらったのだが、他にもチョコレートとかトッピングはいろいろあるみたい。
<Fritule>を食べながら、しばらく街をブラブラしていたのだが、だんだん寒さが耐えられなくなり、一旦宿へ戻ることに。戻った宿では、シエスタ。う~ん、なんだかいくらでも寝れる気がする。スピリットからザグレブまでは、なんだかんだで、なかなかちゃんと寝れなかったもんなぁ。
で、起きたらもう、周囲は真っ暗になっていた。宿のキッチンで夕食を作って食べた後、夜の街へと繰り出す。先ほどの昼の顔から一変。イルミネーションで着飾ったザグレブの街は、ファンタジックワールドになっていた。
さてさて、オイラは、一番人で賑わっているイェラチッチ広場へ。ここには、デッカイステージが組まれており、オイラ好みのロックなバンドが、演奏を繰り広げていたのだ。しばらく、演奏を楽しんでいたのだが・・・とにかく、寒い。夜になって、さらに、寒さが増している。これは、なにか暖かいモノでも体に入れないと、耐えられないと思ったオイラは、屋台ゾーンへ移動。
で、屋台では、いろいろなモノが売っていたのだが・・・一応夕飯は宿でガッツリ自炊して食ってきたため、そんなに腹は減っていない。そんなオイラの目に飛び込んできたのが、なにやら皆さんが飲んでいる暖かそうな飲み物。ん?これは・・・ひょっとしてグルーワイン(ホットワイン)なのではないか?と、売り場のおじさんに聞いてみたら、やっぱり、グルーワインとのこと。おお、ドイツのクリスチャン宅で飲ませてもらったグルーワイン。そうそう、グルーワインって、クリスマスとか年末とか、この時期に、屋外で振舞われて飲むものだったらしいのですよ。ということで、ここで、本来のグルーワインの楽しみ方を堪能することに。
ちなみに、グルーワインとは、ワインに、オレンジピールやシナモン、クローブ、シロップなどを混ぜ、温めて飲む飲み物。ただ、ワインを温めただけではなく、ちょっとスパイシーな独特の味わいのある飲み物になるのですよ。
それにしても、屋台で売られているソーセージやザワークラフトといい、このグルーワインといい、ドイツの食文化の影響がめちゃめちゃ見られるんだな、ここ。そういえば、ザグレブまで走ってくる間に寄ったミニマーケットとかで、おばちゃんに「私、英語はイマイチなのよ。あんた、ドイツ語は話せないの?」なんて聞かれたし。なぜ、ここがそんなにドイツの影響が強いのかいな、と思って調べてみたら、以前この地に、<クロアチア独立国>なるナチスの傀儡国家が建国されたことがあったようですわ。
さて、グルーワインを飲みながら、体を温め、再びライブ鑑賞。そして・・・23時半が過ぎ、いよいよ今年もあと少しとなってきた。フライング気味で、空には打ち上げ花火があがりはじめ、観客も、手持ちの発火筒に火をつけて、テンション上がりはじめた。
そして、15、14、13・・・・、3、2、1
とカウントダウンの大合唱。そして
<SRETNA NOVA 2013>
と、ライブステージのスクリーンにメッセージが映し出されると同時に、空では、打ち上げ花火が一斉に炸裂。
お~、やっぱり、年越しのカウントダウンを、派手にやると、なんか、年明けしたっていう気分になるもんですな。「新しい年を迎えたぜ、今年もやったるで」っていう気分になってきましたよ。
しかし・・・このカウントダウンの直後は、イェラチッチ広場は、身動きできないくらい人で埋め尽くされていた。もう、寒いし、眠いんで、カウントダウンが終わったらすぐに宿に戻りたかったんですけど・・・も、戻れない・・・
|
|
|