Sightseeing in Istanbul
ようやくイスタンブール観光

2013.1.14 / Turkey(Istanbul) 本日 自転車0km走行 : Total 43244km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→チキンライス&サバサンド 夕飯→鳥鍋 / 宿→Tree of Life(ドミ8ユーロ)

(English)
 I stayed in Istanbul.



 早くもイスタンブール三日目。まだ漫画読みとシェア飯食べしかやっていない。イスタンブールには何しに来たんだ状態なんですが・・・実は、イスタンブールに来たのは目的がありまして。それは、イエローカードを入手するということ。黄熱病の注射は日本で打ってたんですけどねぇ・・・例のフランスでの盗難事件で盗られたバックにイエローカードが入っていたんですよ。で、西アフリカに行くなら、イエローカードを持っていないと、入れないってことにもなりかねない。なので、どこかでもう一回黄熱病の注射を打たねばと思って調べたところ・・・イスタンブールだとタダで売ってくれるという情報をゲットしまして。ということで、イスタンブールに、黄熱病注射目的で来たんです。

 だったらさっさと病院に行けばいいんですけど・・・オイラ一人だと、漫画につられて、ズルズルと、宿に引きこもってばかり・・・と、ちょうど、昨日ツリーオブライフにやってきたサカタさんが、次にアフリカに行から、黄熱病の注射を打たなきゃならない、というので、一緒にいくことに。いやぁ、やっぱりキッカケってものは、自分内部からはなかなか起こしにくいものでして。人ってものは、外部要因によって、<動かされる>存在なのですよ、ハイ。

 さて、ガラタ橋近くにあるという病院へ行くついでにイスタンブール観光。ガラタ橋付近が、いい雰囲気で。写真好きなオイラとサカタさんは、二人で写真を撮りまくり。そして、食べ物好きでもあるオイラとサカタさんは、途中途中で屋台飯などをつまみまくり。ヒヨコマメご飯に鳥肉をちぎって乗せたやつについてきた付け合せをラッキョだと思って食べたら実は激辛唐辛子だったり、いろいろつまみ食いしてお腹いっぱいになり「もう、飯は十分だね」なんて言ってたのに、名物サバサンドの店を目の前にしたら、食べたくなって、結局オーダーして食べちゃったり。

 そんなこんなと寄り道しながら、辿り着いた病院。中に入って、注射をお願いしたところ、今日打つのは無理とのこと。明後日の11時20分に予約ってことで受け付けておくから、また来てと言われまして。まぁ、オイラも、サカタさんもイスタンブールでの時間は余裕があるので、焦ることなく、明後日にまた来ることに。

 で、病院からの帰りも、観光気分で、ブラブラ散歩。適当に道を歩いていたら、いつのまにやら、グランバザールというお土産ストリートに迷い込んでしまった。ここ、日本人観光客がよく来る場所らしく、歩いていると、あちこちから日本語で声をかけられた。まぁ、そういう場所には慣れている二人なんで、「コンニチハ」とか「カラスミ、ウッテルヨ」と日本語で誘い言葉をかけられても、わざわざ振り向いたりしないオイラとサカタさんだったのだが・・・そんな二人が、思わず乗せられてしまった<かけ言葉>があった。それは、「オチマシタヨ」という日本語。歩いていると、トルコ人のお店のおじさんが「オチマシタヨ」と声かけてくるのだ。で、「オチマシタヨ」と言われると、何も落としたつもりはないのだが、思わず振り向いてしまう。で、振り向いたオイラたちに「ジョーダン、ジョーダン。ジュウタン、カワナイ?」と、商談をもちかけてくるという、この巧妙な手口。何度も言われて、冗談だと分かっているのだが、「オチマシタヨ」と言われると、なんとなく体が反応してしまうのが悔しい。それにしても気を引くキッカケの言葉として、「オチマシタヨ」という日本語とは・・・日本人ならほぼ99%反応してしまうだろう。いい言葉を見つけたものだ、トルコの商人。

 そんな「オチマシタヨ」攻撃炸裂のグランバザールを歩いていたら、「オチマシタヨ・・・ミズタバコイカガ?」という、水タバコ屋に出くわした。水タバコには興味があったオイラ、ココは無視して通り過ぎることが出来ず・・・水タバコを体験させてもらうことに。手渡されたパイプを吸う。煙が体内に入っていっているようなのだが、あまりその感覚はない。煙の甘い香りは、十分吸い込んだ後、吐き出す時に、感じれるのだ。今回お試しさせてもらった水タバコは、ストロベリー味。ちょっとアルコールが入っているとのことで、言われてみたら、吸った後、ちょっとお酒を飲んだ後のようなクラッとする高揚感がある気がする。ふむふむ、これが水タバコか。なかなか面白い体験だったので、禁煙した身だから煙を吸うのはちょっと・・・というサカタさんに「いや、タバコとは違いますから」と勧めるオイラ。勧めに乗って、水タバコ体験するサカタさん。テンションあがったんで、調子に乗って勧めちゃったんだけど・・・うむむ、これをキッカケに、サカタさんが、またタバコを吸い始めちゃったら、オイラのせいってことになるな。ふおお、そうなったら、すいません、サカタさんの彼女さん・・・

 さてさて、グランバザールを抜けた後、無料でいけるイスタンブールの名物観光スポット、ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャメイ)へ。靴を脱いで中へ入ると、雰囲気ある空間が広がっていた。しかし、思ったより青くない・・・ブルーモスクというくらいなので、内部は青色空間なんだろうと思っていたのだが、そうでもなかった。このブルーモスク、内部に使われているイズニック・タイルというのが青色で、それにステンドグラスを通した青い光があたって、美しい青色を奏でるとのことらしいのだが・・・そこまでの青色は感じれず。うむむ、夕刻に行ったから光が弱かったんだろうか、ちと残念。

 さて、お腹を減らして宿に戻ると、今日は、宿泊客が少ないため、シェア飯がないとのこと(涙)。ある程度の人数が集まらないと、食材費が高くついちゃう。4リラで食べれるシェア飯が作れないからやらないらしいのですよ。

 ということで、今日は、オイラとサカタさんと・・・他に泊まっているハルカちゃんとケンゴくんとヒトシくんの5人で、鍋を作って食べることに。サカタさんが、手持ちの味噌を提供してくれ、味噌鍋に。いやぁ、寒い時期は、やっぱり鍋ですよ。あったまります、ハイ。