(English)
I stayed in Istanbul.
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本日、日曜日。昨日、ホームパーティから帰るとき、明日のレッスンは朝10時からやる、と言われたので、朝早くから、再びナイル師匠宅へ。
昨日、オイラが帰った後、部屋の電気がおかしくなったので、電球を替えようと椅子に乗ったところ、椅子が倒れ、腰をしこたま打ったというナイル師匠。足をひきずりながら、お出迎え。とりあえず、大怪我にならなかったようで、なによりです。
さて、今日は、まず、今まで習ったリズムをメトロノームに合わせて延々叩く復習練習から。叩くオイラにあわせて、師匠がサズで曲を弾く。リズム練習、ダラブッカだけで叩いていても、面白くないのですが、歌にあわせて叩くと、面白い。面白いから、気分が乗っちゃって、ついついテンポが走りがちになるのですが、それは、メトロノームを意識して、自分をセーブ。ああ、こういう練習も久々ですよ。ホント、バック・トゥ・ベーシックな練習ばかり、やらされてます。が、このベーシックな練習が、いつの間にやら自分の打楽器レベルを上げていることを実感してしまった、オイラ。早く、派手なフレーズを教えてもらいたい・・・という気持ちは捨てきれないのですが、ここは、師匠を信じて、地味な練習でも文句言わずに続けます、ハイ。
さて、その後、本日の新リズムパターン<ワテ・アラビック>を教えてもらう。これは、名前の通り、アラビア風な曲でよく使われるリズムパターン。そんなに難しいパターンではなかったので、すぐに叩けるようになったのだが・・・同じリズムパターンを叩くのに、3つほど、右手左手の使い方を変えた叩き方をするように、指示された。そうそう、前のリズムパターンでもそうだったのだが、ダラブッカ、一つのリズムをいろんな手順の叩き方で叩くんですよ。これ、実はオイラにとって、軽い衝撃でして。<一つのリズムには、一つの決まった叩き方手順がある>と思い込んでいた硬い頭をほぐしてくれたというか。叩き方っていうのは、実は、自由。いろんな叩き方で叩けたほうが、リズムが広がる・・・ってことを、このレッスンで思い知らされているところです、ハイ。
さてさて、本日のレッスンは終わり、オイラレッスンで使わせてもらっているダラブッカとは違った形状のダラブッカが置かれていたので、ちょっと遊びで叩かせてもらおうとしたところ・・・「違う違う、そのダラブッカは、こうやって叩くんだ」と、オイラが教わったやり方とは別の方法で、ナイル師匠が、そのダラブッカを叩き始めた。
このダラブッカは、左脇に挟み、左手をヘッドの脇に乗せてしまう。こうすると、左手の自由度がなくなり叩きづらい気がするのだが・・・師匠は、左手は、指だけで華麗に叩きはじめた。ただし、普通に指だけで叩くのでは、反動が少ない分、いい音は鳴らない。それを補うために、指パッチンのようにして弾いた指で、ヘッドを鳴らすのだ。こうすることで、指が勢いよくヘッドに当たることになり、気持ちのいい音がなるようになる。おお・・・こんな叩き方もあるんすか、と、試してみたのだが、これはこれで難しい。うむむ、これもまた修行しなきゃ・・・
ちなみに、このヘッドが90度になっている形状のダラブッカが<トルキッシュ・ダラブッカ>らしい。ヘッドの縁が緩やかな丸形状になっているダラブッカは<アラビアン・ダラブッカ>とのこと。なるほど、ダラブッカにもいろいろあって、叩き方も違うとは・・・知れば知るほど、奥深い世界が見えてくる。
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