Japanese style day
節分の日に感じた日本への郷愁(ダラブッカ修行13日目)

2013.2.3 / Turkey(Istanbul) 本日 自転車0km走行 : Total 43244km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→茄子の肉詰め 夕飯→雑煮+鳥唐揚+マカロン / 宿→Tree of Life(ドミ8ユーロ)

(English)
 I stayed in Istanbul.



 同じ宿に3週間も長居していると、いろんな旅行者達と出会う。そして、集う旅行者メンバーによって、宿内の雰囲気がガラリと変わるのを体験することができる。宿っていうのは、<誰と過ごすか>で変わるものなのだ。

 一時、宿に客が2人しかいない、とか閑散としていた時期もあったツリーだが、最近また旅人増えてきていて、賑やかになってきた。といっても、テンション高いナッシュくんの盛り上げによるところが大きいのだが。

 さて、本日、レッスンが昼間からだったので、市内観光に出かけるという、シンジさん、ナッシュくん、チャリダーのヒロキくん、アカネちゃん、セナちゃんと一緒に、新市街まで歩くことに。アンカラの大学に謎の留学に来ているアカネちゃんが、道端で売ってた、伸びるアイス<ドンドゥルマ>を発見。ドンドゥルマを食べたかったオイラもつられてオーダー。粘りがあるこのアイス、コーンにくっつけたり離したりと、店のおじちゃんのパフォーマンスが、メンドウだったのだが、ようやく手元に渡されたアイスを食べてみると・・・めっちゃ美味かった。う~ん、この濃厚なお味は癖になりそうだ。

 さてさて、ガラタ橋に到着し、フェリーに乗ってアジア側に渡るという皆さんと別れ、オイラは新市街の師匠の家へ、ダラブッカレッスン。本日は、フィルイン的フレーズを習う。

 今日もすぐに叩けるようになりそうなフレーズではなかった。うむむ、新しいフレーズを習って、レッスン時間内に練習しても、どうせすぐに叩けるようにはならない。帰ってジックリ練習しないといけないのだ。だとすると、レッスン内には別のことをやったほうが、有意義。1時間のレッスン時間を叩けないフレーズをひたすら叩き続けるために使ってしまうのはもったいない。ただ、ナイル師匠は、教えたことがある程度出来るようになるまで、次のフレーズは教えてくれないし・・・ということで、本日、後半は、デフを習うことに。形はパンデイロと同じようなのだが、持ち方とか叩き方とかが、全然違うこの楽器もやってみると面白い。

 さて、レッスンが終わって、宿に戻ると・・・料理人のヨシさんがきていた。おお、今日はもう日曜日か。毎週、休日の日曜日に、ツリーに遊びにくるヨシさん。う~ん、もう一週間経っちゃったのか・・・

 今日はそんなヨシさんが、シェア飯を作ってくれるという。で、作ってくれた夕飯が・・・なんと<雑煮>。日本に一旦戻っていたチャリダーヒロキくんが、買ってきたという<餅>を使っての<雑煮>うひょひょ、これは感激です。餅なんていつ以来だろ・・・パラグアイのイグアス居住区で食べて以来か・・・

 そして、デザートにマカロン・・・

 さて、その後・・・お面が登場。今日は、節分ですから。豆まきしましょうということで、フェリー組の皆さんで、お面を買ってきたそうなのですよ。ようし、もりあげるぞ、と、鬼役をナッシュくんが引き受けたのですが・・・豆まきって、そんなに、盛り上がるものでもないですな。後の掃除が大変だからということで、思いっきり豆をまくこともできないし・・・微妙な空気のまま、豆まきは終了。

 このビミョウな空気をなんとかすべく、お面を外したナッシュくんは、得意の三線をとりだして、歌いだした。

 それに合わせて太鼓を叩くオイラ。そして、口琴を吹き出すシンゴさん。ええ、実は、昨日、ナッシュくんとシンゴさんとオイラで、即席バンドを結成したんです。三線と口琴とカホンという異色の組み合わせバンド。これがですねぇ、意外といい味だしまして。セッションの中でオリジナル曲まで生まれちゃったのですよ。

 この音源はいつの日か、ひょっとしたら、公開されるかもしれませんので、お楽しみに・・・

 う~ん、それにしても、雑煮に、節分に、沖縄民謡・・・今日は、日本を感じさせてくれるものばかりだったな・・・ああ、ちょっとだけ日本に郷愁。