(English)
I stayed in Istanbul.
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朝、イスタンブールの町を散歩していたら、旅行代理店の看板が目に入った。「チケットとっちゃうかな」という気持ちが沸き起こってきた。
ダラブッカ修行はとりあえず教えてもらいたいって思っていたテクニックは教えてもらうことができたし。そろそろ次々と旅発つ旅人たちを見送るだけの立場にもウズウズしてきちゃったし。そして、セネガルのカフォンティンでは、そろそろジャンベフェスが行われる時期に突入しちゃうし。
と、なんかいろいろな要因が重なって、突然「あ、もう、イスタンブール、出ちゃおう」という気持ちが起こったのですよ。
こういう気持ちは、突然沸いてくるものでして。以前は、長期滞在していると、「こんなに居てていいのだろうか」という後ろめたい気持ちを持ちながら過ごしていたんだけど、「発とう」という気持ちが、自然に発生することを知った今、この<発とう>という気持ちが沸き起こるまで、じたばた焦ることなく、過ごすことにしたんですよ。
ということで、旅行代理店に入って、ダカールまでの航空券の相談。マリ情勢が悪化したので、次の目的地は、いろいろ悩んだけど、やっぱり行きたい西アフリカを残してしまうのは、気持ち的に気持ち悪い。で、航空券は、ネットで買った方が安くなるんだけどねぇ・・・発とうという気持ちが起こっても、ネットだと、最後のポチッが出来なくて、せっかく沸き起こった気持ちが萎えてしまう。ここは、代理店のおじさんの強引さを利用しないと、前に進めない。
とにかく、チケット買っちゃった。さぁ、西アフリカ再訪だ!
で、本日のダラブッカレッスンは・・・ナイル師匠は不在で、ジャンが教えてくれた。新しいリズムとして<ボレロ>を習う。このリズムは、キューバでマリー師匠に習ったものだったので、基本リズム自体はすぐに叩けるようになったのだが、ジャンはそれを展開して、いろんなパターンのボレロを教えてくれまして。そうそう、この<同じリズムを、いろいろ叩き分ける>ってことを習いたかったのですよ。
ああ、奥深いダラブッカ。習得すべきことは、まだまだ残っている。チケットを買っちゃったことを若干後悔・・・ま、イスタンブールにはまた次の初秋くらいに戻ってきますから。続きは、その時に、また習うことにしよう。
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