Back to ViaVia but go to Casamance soon...
戻ってきたViaViaでユックリしたかったのですが・・・

2013.2.8 / Senegal(~Dakar~) 本日 自転車21km走行 : Total 43265km走行
天気:晴れ ネット:1
朝飯→サンドイッチ 昼飯→マフェ 夕飯→ビスケット / 宿→フェリー内泊

(English)
 I arrived at Dakar. I went to ViaVia in YOFF. I wanted to stay here for two days or three days... But today the ferry to Casamance would leave. So I would ride on ferry soon...



 モーリタニアのヌアクショットに一旦停まった飛行機が、再び飛び立ち、ダカールの空港に到着した。入国審査もラクに終わり、荷物受け取り。ロストバゲージすることもなく、無事全荷物ゲット。

 その後、空港入り口の、ロビーとはいえないが、一応居ても怒られないところに行って、自転車チェック。とりあえず、大きな損傷はなし。ただ、懸念していた通り、前輪の接合部が、タオルで補強していたにも関わらず、金具がちょっと曲げられてしまっていた。まぁ、前輪は問題なくくっつくので大事ではないのだが、以前よりちょっとだけスムーズにくっつかなくなったのが、悲しい。

 さて、自転車を走りモードに戻し、夜が明けるのを待っていたら、空港の荷物運び職員のお兄さんが近づいてきて、いろいろ話かけて来た。飛行機到着が少ない夜、彼らも暇なんだろう。メッチャ自転車に乗りたそうだったので、「乗ってみます?」と言ったところ、すげー喜んで、ファニーバニーに乗ってくれた。そして、その後、今度は、空港のセキュリティポリスの人まで来て「乗せてくれ」と。ああ、こういうのは一度許すと、きりが無い。ま、いいか、どうせ暇だし。それにしても、どこか目に見えないところまで乗っていかれたらどうしよう、とちょっと思ったのだが、セネガル人はその辺わきまえているようで、皆さん、オイラの目の届く範囲で楽しんでくれてまして。

 そんなこんなで、空港の人たちを戯れていたら、あっという間に夜が明けてきた。いざ、ダカールの街へ。といっても向かうところは決まっている。前回お世話になったYOFFにある快適宿ViaViaだ。

 約1年振りくらいになるViaVia再訪問。オイラのことなんて、忘れられているかもな~、でも覚えていてくれていると嬉しいな~、と思いながら入ったところ、いつものおばちゃんがレセプションに腰かけていまして。「あら~、戻ってきたの!?」と、オイラのことを覚えていてくれた模様。その後、カウンターのおじさんとか、お掃除のおネエサンとか、皆さんと挨拶。あ~、なんだか嬉しいぞ、戻ってきてよかった。

 さてさて、チェックインしようと、レセプションに行き、そこにおいてあったノートを見たところ・・・なんと、<チャリヨシさん>という文字が。これを書いてくれたのは、青木さんという人。そうそう、ちょっと前に、オイラのサイトを見て、メールでアサラトについて問い合わせてくれた人がいまして。その青木さんが、先月末にViaViaに来ていたようなのだ。う~ん、入れ違いか。せっかくだから会いたかったのにな、残念。

 さて、部屋に入れてもらった後、朝飯食べに、外へ出てみたのだが、外は外で、知った顔がいっぱい・・・YOFFにあるカルチャーセンター前で、ダンスを教えている先生、アブライさんと遭遇し、しばし話こむ。うむむ、今回ダカールではサバールを習おうと思っているのだが、アブライさんに紹介してもらうのがいいかもしれない、なんて思ってみたりする。

 とりあえず飯を食べた後、宿に戻って、シャワーを浴びてスッキリ。そして、パソコンを広げ、まず向かう予定のカザマンス行きのフェリーの日程をチェックしようとしたところ・・・宿のおじさんパジさんが「フェリーは、今日だよ。今日を逃すと、次は火曜日だ」と教えてくれまして。むむむ、火曜日だとちと遅すぎる。カフォンティンのカーニバルがそろそろ始まりそうだから・・・火曜日にカザマンスインではちとビミョウ。ということで、急遽今日カザマンスへ向かうことに。部屋に荷物を入れちゃって、シャワーまで浴びちゃったけど、チェックインはしなかったってことにしてもらえまして。う~ん、この辺の融通がきくところが、ViaViaのいいところだ。さらに、パジさんが、ダカールのフェリー乗り場までバスでつれて行ってくれ、チケットを買うことに。

 が、わざわざバスに乗って、ダカール市内まで来たというのに、15時過ぎないと、チケットが売られないとのことで、チケットはゲットできず。まぁ、パジさんは、奥さんに化粧品を買うついでに市内に来たそうなので、とりあえず、用事をすませ、一旦宿へ戻ることに。で、宿で、オイラは、荷物を整えて、チャリに乗って、再びダカールへ。

 再びフェリー乗り場に到着したのは16時半。で、窓口でチケットを買おうとしたところ・・・「もう今日の分はフルよ」とのこと。フルって、満席!?ええ~、そんなことって・・・さっき、後から来ても大丈夫って言ったじゃん。なんだよぉ・・・なんとか乗れませんか?と泣きついたのだが、取り付く島も無い。次の火曜日だと遅いんだよぉ、と困って、隣の窓口のオネエサンに相談したところ、「キャンセルが出るかもしれないから、それでよければ座って待ってて」と言ってくれた。で、待つこと1時間。どうやらキャンセルが出たらしく、オイラが呼ばれ、無事、チケットゲット。

 ふ~、粘り勝ちです。こういうのは、諦めないことですな。そして、最初に対応してくれた人に脈がなさそうだったら、別の人にアプローチしてみるってのがコツです、ハイ。

 その後、荷物預け手続きへ。皆さん、ダカールでお土産を買ってカザマンスに帰るんでしょう。大量の荷物を抱えて、荷物預け手続きを待っている。大量の荷物をいちいち重さを測って、追加料金を計算しているこの手続き作業、手際が悪く、全然進まないのですよ。

 ちなみに、オイラのチャリは自転車の手続きは、皆さんが並んでいる場所とは、別の場所だった。他に並んでいる人がいないからこちらの方が速いか、と思いきや、対応してくれる人も誰もおらず、さんざん待たされた挙句、出航時間ギリギリになって、ようやく、預けシールを発券してくれまして。その後、これを持って、あっちの窓口でお金を支払ってきて、と、また行列に並ばされることに。ちなみに追加料金は前回と同じく3000CFA。自転車の追加料金は固定なんだから、さっさと手続きしてくれればいいのに・・・

 ま、アフリカってこういうことに、いちいちイライラしていてはダメです。出発するまでには、なんとかなるさ、とノンビリ待つのがアフリカ流・・・ちなみに、出航が迫ってくると、もはや捌ききれなくなったのが、分かってきて、受付のおじさんたちはイライラして、客にあたりちらしてくる・・・この不条理さも、受け入れねば、なりません。なんてったって、ここはアフリカですから、ハイ。

 とりあえず、喧騒の中、フェリーは予定時刻より30分ほど遅れ、出航・・・