Peace even now? Casamance
久々のカザマンス

2013.2.9 / Senegal(~Zigunchor~Baila) 本日 自転車51km走行 : Total 43316km走行
天気:晴
朝飯→ハンバーガー 昼飯→サンドイッチ 夕飯→サンドイッチ / 宿→Campament Lambita(3000CFA)

(English)
 I arrived at Zigunchor. So I started to run on Casamance road to Kafountine by bicycle.



 満席だったフェリー。それでも、イスタンブールを出てからろくに寝ていなかったオイラは、あっという間に眠りについて、起きたら、夜が明けていた。

 無事、ジガンショールに到着。船を下りると、ファニーバニーがすでに降ろされ、バイクと一緒に並べられていた。前回の時、預けたチャリは無事だったので、今回も安心して預けていられたのだが・・・正直、自転車の扱いは、雑。できれば、乗り降ろしは自分でやりたい。

 さて、今日は、早くカフォンティンに辿り着きたいので、このまますぐに、走り始めちゃうことにしたのですが・・・腹が減っているので、ジガンショールの町で、まず、腹ごしらえ。とりあえず見つけた店で、一番安いメニューであるハンバーガーを立ち食いしていたら、周りに小さな子供達がよってきた。物乞いのタリベたちだ。

 セネガル的には、お金を持っているものは、タリベたちに恵むのが当然ってことになっているのだけれども、オイラ的には、それは単に甘やかしているだけなのでは?って思うところもあり、無償でタリベ君たちに施しはしない。それにしても、どうして、大きな町だと、タリベ君たちが出没するんだろうな・・・カフォンティンとか小さな村に行けば、お金をせびってくる子供達とか皆無なのに。

 さて、ハンバーガーを食べ終わり、走り始めたカザマンス道。道の周りの雰囲気は、前回と全然変わりませんな。相変わらず、のどかな風景が続いているのだが・・・ところどころに、木で道路がバリケードされていたり、迷彩服を着て銃やランチャーを持った兵士の乗った車が通り抜けていく様子が、見られるのも、前回と同じ(カザマンスは、以前から独立問題の火種を抱えている)。ただ、前回と違っていた点が一点ありまして・・・検問の数が増えているような気がしたんですよ。これは、マリ、アルジェリアの影響なんだろうか?

 さてさて、日が昇ってきたら、暑くなってきたのだが・・・内陸に入り込みさえしなければ、涼しい海風の影響で、耐えられないほどの暑さにはならない、カザマンス。久々のマジ走りだったが、暑さにへたばることなく走り続けることができ、前回も泊まったBailaという村に到着。

 で、そのまま前回お世話になったカンパメントへ行ってみたところ・・・「前回泊まったのもこの部屋だったよね」と、出迎えてくれたオーナーが前回の部屋に案内してくれた。なんと、オイラのことを覚えてくれていて、さらに、オイラがどこに泊まったのを覚えていてくれたのだ。おお、一泊しかしていなかったオイラのことをよく・・・と思ったのだが、実はこの宿、ほとんど客が来ていない。今日もオイラは一週間ぶりの客だったらしい。少ない来客だから、覚えてくれているのかな?うむむ、こんな感じでやっていけるのかいな?と、宿の運営に勝手に不安を感じるオイラの心配をよそに、オーナーは強気。ただいま、この村に、新しい家を建築中らしい・・・オーナー、そのお金は一体どこから・・・