(English)
I stayed in Abene.
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昨日のような太鼓体験がまたできるかも、と、アベネの村にもう一泊。といっても、村で太鼓の音が聞こえ始めるのは、夕刻くらいからなので、夕刻までは、特にすることはない。
特にすることはない、といいつつ、暇ではないオイラ。時間があるならあるで、打楽器練習とかいろいろやることがありまして。
ということで、部屋の前で、アサラトとかパンデイロの演奏練習をしていたところ・・・どうやら、暇人に見えたんでしょうな。宿の料理担当、アダムスおばさんが、声をかけてきた。「あんた、名前なんていうの?ヨシ?ヨシ、ちょっとこっちに来て手伝いなさい」、と。
で、手伝わされたのは、夕食で使うのであろう牛肉のサイコロカット作業。いや、宿の飯は高いので、オイラは食べないんですけど・・・売店でバナナとか買って済ませるんですけど・・・そんなオイラに、食事の下ごしらえの手伝いをさせるとは。そして、オイラは、暇なワケではないんですけど・・・
まぁ、ね、こういうのも、いいんです。こういうのも西アフリカ。一見関係のないことのようにみえる体験でも、めぐり巡って、オイラの血となり肉となり、リズムになっていったりするものなのですから。
さて、牛肉カット作業は終わったものの、肉を扱ったことで、お腹が減っていることを実感したオイラ。昼飯を食べにいくかと、近くのレストランに行こうとしたところ、宿のオーナーのママドゥさんが声をかけてきた「ジャパニーズ、一緒に飯をどうだ?」と。ええ、セネガルでは、昼飯は大勢で一緒にタライ飯を食べるのが一般的。そんなタライ飯に誘われることもよくあることでして。ということで、今日の昼飯は、離れにあるママドゥさんの自宅前に連れられて、洗面器に入れられたヤッサを皆さんと一緒にいただくことに。
昼飯の後、ちょっと昼寝して・・・涼しくなってきた夕刻に、今日も聴こえてきた太鼓の音がするほうに、足を向けるオイラ。今日は・・・ジャンベのグループが練習している場面に辿り着いた。なかなか素敵な演奏をする彼ら。写真を撮らせてもらっていたら・・・ん?一個ジャンベが空いているじゃないですか?え?オイラが叩けって?いいんですか、じゃ・・・
ということで、皆さんに混じって叩き始めたジャンベ。ええ、セネガルジャンベなら、もう、ほとんどどんな楽曲でも対応できます。キメとかは、グループごとに、違ってたりするから、初見であわせるのは無理だけど、メインリズムなら、だいたい、今まで習ってきたリズムのどれかには当てはまる。
いやぁ、今日も楽しいぜ~、アベネ滞在。
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