(English)
I stayed in Zigunchor.
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本日のレッスンも、発音から。発音の仕組みが分かってきたとはいえ、頭で理解したレベル。耳と口はまだまだ慣れていない。後はとにかく数をこなすしかないですから。4つ目のセンテンスをひたすら、読む読む。
そして、引き続きの今日の会話レッスンは・・・ようやくレストラン編は終わり、自己紹介の仕方と、太鼓編に突入。ちなみに、この会話レッスン、通常は、挨拶の後は、レストラン、買い物、乗り物の予約&乗り方・・・等々、よくある想定シチュエーションでの旅会話を順を追って習っていくようなのですが、オイラの場合は、「こういう会話をしたい」という目的がはっきりしてますので。まずは、その会話に必要な言い回しをとにかく、教えてくれるよう、カリキュラム編成をしてもらっているのですよ。
で、自己紹介も、教科書に書いてあるよくある言い回しではなく、オイラ自身の旅についての説明の仕方を習う。日本では仕事をしていたけど、今はしていないこと。今はフリーの旅人で、自転車で世界を回っていること。これまで自転車で走ってきた場所について・・・
Je voyage en bicyclette a travers le monde depuis 5 ans
(5年間、自転車で世界を周ってます)
そして、太鼓編は、聞こえてくる太鼓の音にひきつけられてお土産屋に訪れたっていう、オイラの旅で実際によくあった場面から始まり、その人が先生であった場合、その人は先生ではなかったが、いい先生を知っている場合などを想定して、それぞれのシチュエーションでの会話の進め方について、細かく教えてもらう。
Je veux apprendre le djembe. Est-ce que vous êtes enseignant?
(ジャンベが習いたいんですけど・・・あなたは先生ですか?)
ふ~、覚えることがどんどん増えていくけど、いい感じだ。これを全部覚えれば、西アフリカで知りたいことやりたい事が存分にやれるような気がしてきたぞ。
さてさて、このフランス語のレッスンは、ピートゥー先生宅で受けているんですけれども、オイラは一応、Allianceの学生ってことになってまして。入学手続きした時に、わざわざ、学生証も発行してもらえたのですよ。ええ、この学校、こういうこともカッチリやってくれる、ちゃんとした場所なんです、ハイ。
ちなみに・・・今週分はそういうことで、Allianceと契約しているんですけど・・・来週分は裏技の個人契約をすることにしまして。ピートゥー先生、そういうことが出来るのなら、早く言ってよぉ。お支払いする授業料、だいぶ違うんだから・・・
まぁ、ここの学生になるということで、特権があるから、最初にAllianceと契約したのはアリ。このAllianceでは、定期的にいろんなイベントが開催されてまして。ライブや映画上映会等々・・・そんなイベントが、学生証を見せることで、半額になるんです。
勉強が忙しいから、イベントを見に行く暇なんてないよ・・・と、最初学生証を作ってもらった時には思っていたのですが、四日目になると、だいぶ心に余裕が出来てきまして。スペイン語ベースがあると、文法的にサッパリ分からないなんてことはないし、発音も、ルールがあることが分かり、あとはひたすら慣れるだけってことが分かったし。
ということで、今日、夜、Allianceでダンスステージが行われるっていうんで、見に行ったんですよ。情熱的で激しいセネガルダンスが見れるのを期待して行ったのですが・・・ステージに登場したのは、フランス人の一人の女性。そして、この女性が踊り始めたのが・・・相当前衛的な踊りでして。期待していたダンスとは全然違っていたのですよ。うむむ・・・オイラ的には、ステージで繰り広げられる彼女の踊りには全然興味が向かず・・・むしろ、この前衛的な踊りを、熱心に見ているセネガル人たちが、この踊りをどう捉えているんだろう、ってことが、めっちゃ気になりまして。ああ、そうそう、こういうことを聞きたいんですよ。文化を知るということは、こういうことを聞き取り調査するってことでもあるわけで。うむむ、次のレッスンでは、<この前衛的なダンスを見てあなたはどう思いますか?>という言い回しを習わなきゃ。
海外旅に出て、ただ単に、そこにある自然を見る、そこで行われているものを観るというのであれば、実はそんなに語学力ってものはいらないんです。でも、そこの人が何を考えて生きているのか、ということを知りたくなったら、どうしても、語学が必要になってくるんですよ。
海外旅に語学は必要か・・・それは、その地のことをどれくらい知りたいのかってことにかかってくると思います、ハイ。
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