Djembe lesson again
ジャー師匠はやっぱりジャンベです:セネガル打楽器修行Ⅴ8日目

2013.3.16 / Senegal(Dakar) 本日 自転車0km走行 : Total 43498km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→フランスパン 昼飯→チェブジェン 夕飯→チェブジェン / 宿→ViaVia(部屋泊 11200CFA)

(English)
 I stayed in YOFF, Dakar.



 ジャー師匠、ネタが尽きたようで、サバールをこれ以上教えるのはちょっときつそうだったんで(笑)・・・とりあえず、サバールの修行は昨日で終了。修行期間は、3日間と短めだったけど、ジャンベと違って、今回で極めようとまでは思っていなかったサバール、初級レベルにしては、相当叩けるようになったと自負し、オイラ的には、満足、満足。

 さて、セネガルには、もう一つ、トーキングドラムの<タマ>という気になっている打楽器がありまして・・・一応、ジャー師匠に相談したところ、「オレはタマは叩けないけど、ブラザー(セネガルでは親しい友人をブラザーと呼ぶらしい)にタマの達人がいるから、紹介するよ」と、言ってはくれたんですけど。なんか、タマはもういいや、って思っちゃったんですよね。新しいモノを習った後は、それを消化するまで、しばらく次の新しいものを入れられない、っていうお腹一杯な感覚に早くもなってきちゃったようで。

 ということで、タマを習うのはやめ、サバール修行も終了して、いよいよ移動!と言いたいところなのですが・・・ジャー師匠からはもうちょっとだけジャンベを習いたくて。この人はやっぱりジャンベフォラ。サバールとは違って、ジャンベはまだまだ引き出しを持っている。その引き出しをもうちょっと覗いてみたい。

 ということで、もうちょっとだけ続く修行。本日再びジャンベレッスン。今日は、<スヌ>というパターンを習った。これは、以前ヴィア師匠に習った<ジャン>と同じリズムパターンだった。ええ、教えてもらうリズムパターンは、知っているリズムの方が好都合。ジャー師匠からは、かっちょいいソロフレーズをメインで習いたいからね。ということで、<スヌ>のソロフレーズを重点的に習うことに。で、このソロフレーズ、他のリズムパターンになったら、新たな手順の叩き方をするのかと思いきや、<スヌ>でよく使われるソロフレーズは、基本的には<ダンサ>と同じだった。なるほど、頭では理解したぞ、と、実際叩いてみると・・・ダンサでは出来たのに、スヌではなぜか難しい。

 あれ~、と思っていたら「ヨシ、この前も言っただろう。ソロは、自分の中で歌ったものが、叩かれるものなんだ。手順だけ真似しても、それはソロにはならない」と、ジャー師匠。じゃぁ、どうすればいいんですか、と聞いたところ、「ドゥンドゥンのリズムに乗れ」との答え。ジャンベを演奏する時、通常はバックでずっと一定のリズムを刻んでくれるドゥンドゥンという低音打楽器が伴奏してくれている。ジャンベを叩く時は、このドゥンドゥンのリズムを意識し続けることが大事なんだ、と。

 ドゥンドゥンのリズムに乗っていれば、ソロは自然と出てくるもんなんだと。

 ということで、一応、ジプソンに軽く習っていたドゥンドゥンのパターンを、今更ですが、ここでは、徹底的に叩き込まれることに。ふおお、また基礎に戻っちゃったよ。ああ、ジャンベ修行は、一歩進んで二歩戻るって感じ・・・はぁ、ジャンベ道は遠いぜ。




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