Good Dream, Bad Dream
いいコトばかりなワケではない

2013.3.21 / Senegal(Dakar) 本日 自転車30km走行 : Total 43598km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→フランスパン 昼飯→チェブジェン 夕飯→なし / 宿→ViaVia(一週間泊まったのでタダ)

(English)
 I stayed in YOFF, Dakar.



 お昼にギニア大使館へ行き、ビザを貼ってもらったパスポートをゲット。ふ~、これで、とりあえず、今回の西アフリカ旅で、今のところ、行こうと思っている国々のビザをゲットしきれた。ブルキナの後、もしかして、他の西アフリカ諸国に行きたくなるかもしれないけど・・・その時はその時で、新たに、ビザ申請を考えることにしよう。

 さて、一昨日から続いているHDDの不具合問題。たぶん、またHDDを替えてもらっても、同じトラブルが続くだけだろう。一応TOSHIBAブランドなのに、こんなにも、不具合HDDばかりというのは・・・ひょっとして、日本で不具合品としてはじかれたものが、裏ルートを通って、アフリカで売られているのでは?と勘ぐりたくなるくらいの、この現象。

 あ~、アフリカが大変っていうのはこういうことなんだろうな。

 セネガルでは、いい面ばかりを記し「永住してもいいかも」なんて、言っているオイラですが、実際住むとなると、ホント大変だと思うんですよ、ココは。

 問題の一つは、こういうこと。そして、それ以外にも・・・例えば、ジャー師匠に教わっていた時、以前セッションしたことがあるというサックス吹きのイタリア人のおじさんを紹介してもらって、YOFFにバー的な店を出そうと思っているというこのおじさんからいろいろ話を聞いたのだが・・・店を出すのはホント大変らしい。「来月には店を出すつもりだったんだけど・・・どうなるかは分からないよ。アフリカはホントメンドクサイ」と言っていた。

 イタリア人のおじさんも、もちろん、セネガル大好きなんだけどね。好きなだけではやっていけない大変さがあるというのも事実なわけで。

 結局、HDDは、もう無理と判断し、お金を返してもらうことに。すると「払ってもらったお金は、新しくモノを仕入れるためのお金で使っちゃったよ。今、手元にお金はないんで、返せない」とお店のお兄ちゃんは言い出す始末。

 しょうがないので、現物で交換してもらうことにしたのだが・・・この店には、オイラが今欲しいものがない。かろうじて、iPod用のイヤホンが消耗品なんで、予備品として持っておいていいかな、ということで、イヤホンを手に取ったのだが、これは15,000CFA。あと35,000CFA分・・・と、ここで、「30,000CFAなら返せるよ」と店の兄ちゃんが言い始めた。うむむ、5,000CFA分、懐に入れるために、そうきたか。ま、ここはしょうがない。「売ったHDDは、使えるんだから、交換なんてしない」と言い張られたかもしれない状況ではあるのだから。何度も交換に応じてくれたお兄ちゃんに免じて、5,000CFAほどの勉強代ですむのならよしとしようと、手を打つことに。

 まぁ、とにかく、好きっていう気持ちだけではやっていけない面もある、ということに気付かされ、セネガルを後にすることになった。これはこれで、オイラにとっては重要な気付き。だってここは西アフリカ、いい夢ばかり見ているようではいつか足元を救われるかもしれないぞってね。それも含めて好きだっていう覚悟が出来るようであれば、舞い戻ってくるのもアリだと。

 そんな気持ちを抱きつつ、さて、ビザも取得したことだし、明日、移動するため、バスのチケットを買いに、近くにあるというバスターミナルへ。

 YOFFのでっかいサッカー競技場脇にあるバスターミナルには、いくつかのバス会社があったのだが、GANA Transportという会社のバスがバマコへダイレクトで行くというので、このバスのチケットを購入。25,000CFA。明日の17時発で、翌日の20時くらいにバマコに到着というのだが、多分遅れるだろう。真夜中に到着するくらいなら、翌々日の朝に到着してくれたほうが、嬉しいのだが・・・

 まぁ、とにかく、ようやく、セネガルを離れます、ハイ。






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