Arrived at Bamako
マリは・・・もう灼熱の季節だった

2013.3.24 / Mali(Bamako) 本日 自転車4km走行 : Total 43602km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1
朝飯→スナック 昼飯→肉まん 夕飯→スパゲティ / 宿→Auberge Lafie(ダブル5000CFA)

(English)
 I arrived at Bamako.



 結局、バマコのバスターミナルに到着したのは、夜中の2時過ぎ。バスターミナルは、明かりがついていて、人もいたので、朝になるまで、ここで待ってしまおう、ということで、荷物を背もたれにして、一眠り。

 が、眠りづらかったので、結局マットレスをとりだし、地べたに寝転んで寝てしまったオイラ。そんな人の出入りが激しい場所で、熟睡しちゃって・・・荷物は大丈夫なのかい?と思われるでしょうが・・・一応、荷物に何かあったらすぐに起きあがれるようにヒモでくくって、そのヒモを手首にくくりつけて寝たんですが・・・たぶん、大丈夫です。西アフリカ、こういうところで、コソドロを働こうとする人はいないような気がします、という油断がいつの日か後悔にならないことを願う。

 さて、朝、何事もなく目が覚めると、すっかり空は明るくなっていたので、ファニーバニーを広げ、荷物を装着して、バスターミナルを出発。バマコの街を走り始める。ロンプラに載っていたバマコ地図とちょっと違う実際のバマコの街の道状況に戸惑い、途中でポリスの人に道を聞きながら、なんとか、お目当ての宿<Lafia>へ。

 一応、バマコには、日本人宿がありまして。それが、その<Lafia>って宿なのですよ。この宿、マリ人のボクムさんが管理人をやっているのですが、日本人がオーナーのようで。日本語の本やら、情報ノートやらが置いてあるんです。とはいっても、この宿、泊まるのは日本人だけじゃなく、欧米人も泊まりに来る。ちょうど、オイラが入ろうとした時、宿泊客らしいイギリス人のオジイサン旅行者が出てきたので、ご挨拶。で、宿に入って、お茶を飲んでくつろいでいたボクムさんに、泊まりに来ましたと、部屋をお願いしようとしたところ、「今、ユーコ居るよ。友達なんだろ」って言われまして。

 おお、ユウコさん!?まだバマコにいたとは。

 実は、3年前、南米を旅していた時に、パラグアイ、ブラジルで、出会っていたユウコさんが、西アフリカに突入したって話を、オイラがセネガルのカフォンティンで沈没している時に、聞きまして。ぜひ、どこかで会いましょうと、メールで連絡をとっていたんですよ。で、オイラがセネガルに居る間に、ユウコさんは、北からセネガルに入ってきたというので、セネガルのどこかで会えるかと思いきや・・・ジガンショールでも、ダカールでも、すれ違いばかり。結局セネガルでは会えずじまいで、マリに行ってしまったユウコさん。で、オイラが、来るちょっと前まで、バマコにいたって話は聞いていたんだけど、次を急ぐからと言っていたので、もう、てっきり出発したのでは、と思っていたのだが・・・

 ということで、宿<Lafia>にて、そんなユウコさんと3年ぶりの再会。そして、そのユウコさんから「オカちゃんも、今いるよ。ヨシさん、セネガルで会ったんでしょ」と。うむむ、ジガンショールで出会ったオカダくんも、今、バマコにいるとは。

 うむむ、外務省的には真っ赤な地帯であるマリで、こんなにも、日本人旅人と出会えちゃうとは・・・

 さて、再会したユウコさん、オカダくんと、旅人談義で盛り上がった後、腹が減ったということで、三人で飯を食いにいくことになったのだが・・・案内してくれたのが、ベトナム料理屋さんだった。で、で、驚く無かれ、ここでは、なんと、なんと、あの<!!!肉まん!!!>が売っていたのだった。ふおお、肉まんなんて、5年ぶりですよ~。そして、パクついた肉まんが・・・めちゃウマ!!!あぁぁ、幸せ・・・

 ベトナムって旧フランス領だったこともあり、フランス語圏の西アフリカは言葉的な壁が少ないためか、移住者が多いみたいで、ここ、バマコには、ベトナム人経営によるベトナム料理のお店が連なっている地区がある。ベトナム料理といっても、春巻きや、ベトナム風サンドイッチくらいしか扱っていなかったりするのだが・・・いや、春巻きや肉まんが食べられるだけでも十分。うん、十分美味いし。この郷愁のアジア的なお味、たまりませぬ~

 さて、肉まんをパクついたり、袋入りシャーベットアイスを食べたり・・・うん、基本的には、今日は、食べ時しか出歩くことはなかった。後は、宿の中庭で、ひたすらトーク。だって、めっちゃ暑いんですもん。日中は暑すぎて、まったく動く気になれない。ああ、セネガルも暑いと思っていたけど、ここと比べると、セネガルのダカールなんて、めっちゃ涼しかったってことになる。

 ああ、これが西アフリカの本来の暑さか。

 マリはもう灼熱の季節でした。

 う~ん、バマコからは、チャリ旅をしようと思っていたのだが・・・とてもチャリをこぐ気になれないな、この暑さは・・・




















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