I only ride on bus today
シンドすぎるよ、アフリカのバス移動

2013.3.26 / Mali→Guinea(Bamako~Kankan) 本日 自転車0km走行 : Total 43602km走行
天気:晴
朝飯→なし 昼飯→煮た魚 夕飯→串焼きサンドイッチ / 宿→Centre d'Acceuil Diocesain(90000GF)

(English)
 I went to Guinea.



 マリとギニアの国境行きの乗り合いバスが朝7時に出るというので、朝暗いうちに起きて、バスターミナルへ。今回、ギニアへは、短期旅行と割り切って、ナップザックとサブの手提げ袋の二つだけという軽装で、行くことにしたオイラ。4キロくらい離れているバスターミナルまでも、とりあえず、この二つの荷物を持って、歩いていく。

 さて、到着したバスターミナルで、チケットを購入。どうやら、バマコから、ギニアの目的地としているカンカンという町まで、ダイレクトの乗り合いバスもあるようなのだが、客が集まるのに時間がかかるので(西アフリカの乗り合いバスは、客が集まるまで出発しないことが多い)、乗る人が多い地点まで小刻みに乗り継いで行ったほうが、早く到着できるらしいのだ。ということで、ダイレクトバスには乗らず、まずは、国境までの乗り合いバスに乗り込む。ちょうど人が乗り込む時間だったからか、乗客は次々と現れ、あっという間に、乗客率150%以上と思われるギュウギュウ詰めとなった車内。全然待つこともなく、バスは走り始めた。

 そして、ずっとギュウギュウの状態のバスの座席に座るオイラ。窓際の席を確保できたので、外の流れる風景を楽しむくらいはできるのだが・・・かろうじて楽しめるのはそれくらい。こんな状態で詰め込まれ、黙々とただ移動していくって・・・なんか、自分が単なる荷物になった気分になりますわ。そんな荷物気分を3時間くらい味わって・・・ようやく、国境に到着。と、その前に、国境からちょっと手前のところにあったイミグレ前で一旦降ろされ、出国手続き。そして、再びバスに乗り込み、国境へ。ここで降ろされ、第一回目のバスとはおさらば。で、国境をまたいでギニア領に入って、まず、税関みたいなところで、呼び止められ、パスポートと、イエローカードのチェック。おお、ここで、イエローカードをチェックされるとは・・・やっぱりイスタンブールで取ってきておいて正解だった。

 さて、その後、ちょっと歩いたところにあったギニアのイミグレで、入国手続き。ギニアの警察は賄賂を要求してくるという悪い噂を聞いていたのだが・・・ここの国境ではそんなこともなく、すんなり入国手続き終了。

 さて、その後、シグリという町へ行くバスへ乗り込む。このバスも乗車率150%越えのギュウギュウ車内。これでもまた荷物気分を味わいながら、2時間ほど走って・・・シグリに到着。で、到着したシグリのターミナルで、カンカン行きのバスチケットを買ったのだが・・・ここからの車は、バスではなく、普通のバンタイプの乗用車だった。ハッチバックで開く後ろのバンの部分が改造され、横に長椅子が設置されて乗り込むタイプのやつ。これまた、乗車率200%近い状態で、出発。バス以上に窮屈な乗用車にまたまた3時間車に揺られ・・・ようやくカンカンに到着。

 あ~、自分は何も動いていないのに・・・

 ただ、バスに乗っていただけなのに・・・

 なんだ、この疲労感・・・

 カンカンに到着した時には、もう、精魂つきはてて・・・写真なんて撮っている余裕も無く、チェックインした宿のベッドに倒れこむようにして横たわり、そのまま寝てしまった。

 いやぁ、やっぱり、西アフリカは、バス旅よりも、チャリ旅のほうが、絶対ラクですよ、ハイ。
























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