(English)
I stayed in Kankan.
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一晩グッスリ寝たら、なんとか疲れがとれたので・・・本日、カンカンの町を探索。
さてさて、ギニアに来たのは、ジャンベの発祥地としてのギニアを感じるため。首都のコナクリまで行けば、国立バレエのジャンベプレイが見れるらしいのだが、なんかそこまでする気合も出ず。いや、ただ単に、もうバス移動がしたくなくて。コナクリまで、また荷物気分のバス移動をしなきゃいかんのか、と考えたら、だったらもう、行かなくてもいいや、ってな気分になっちゃったんですよ。
まぁ、カンカンでも、ジャンベは見れるらしいので・・・というか、見世物ではない生活密着型の村のジャンベは、カンカン周辺が本場らしいのですよ。「ジャンベならカンカンあたりに行けばいいよ」と、昨年、カフォンティンを教えてくれたマーシャからギニア情報をもらっていたし、オカダくんの知り合いがカンカン近くの村でジャンベ修行したらしい、ってな話をオカダくんから聞いていたから、っていう理由があったんです。
ということで、ジャンベ目的で、カンカンの町を歩いてみたのだが・・・ぜんぜんジャンベに出会えなかった。宿のお兄さんに聞いて、それっぽい場所を教えてもらったのだが、言っている場所がどこだかよく分からず、結局そこに行くのも断念したりして・・・
一応、結婚式らしいセレモニー現場に遭遇して、そこで、楽器演奏を聴くことはできたのだが、ジャンベは使われておらず・・・
う~む、カンカン自体は、ジャンベを感じさせるものはないようだ。カザマンスにおけるジガンショールみたいなものか。州都ではあまりジャンベは鳴っていないが、ここから足を伸ばして、周辺の小さな村に行けば、ジャンベフォラに会えるっていうパターン。じゃぁ、小さな村に行けばいいんじゃん、と、思ったりもしたのだが・・・暑さと、これ以上バス移動したくない、という想いが、オイラの足を鈍くする。
結局、小さな村には行かず、ギニアジャンベを直に体験することもできなかったんですけど・・・でも、ギニアに来てよかったと思うことがありまして。
それは、・・・ギニアは、なんだか、セネガルみたいだってことを実感したってことなんです。
実は、マリに到着した時は、セネガルと違った雰囲気を感じ、やっぱり西アフリカでも、国が違えば違ってくるんだなぁなんて思ったのだが・・・
ギニアに入って、再び、セネガルを感じてしまったんですよ。
ああ、ココにもオイラの好きな世界があるって確認できたのが、なんだか嬉しかった。
そもそも、セネガルで知り合った多くの人が「ギニアコナクリから来たんだ」って言ってたんで、セネガルに、ギニアの人たちがたくさんやってきていたのは、知っていた。
セネガルで、セネガル在住ギニア人と接することで、オイラは、知らず知らずのうちに、ギニアのことを身近に感じるようになっていたのかもしれない。
とにかく、ギニアが、なんか、初めて訪れたって気がしなかった。
そんな好感触のギニアですが・・・この国は、セネガルと比べると、ちょっといろいろ大変そうかも、とも感じまして。
停電が多いし、飯がセネガルほど美味しいわけではない(ま、普通に美味しくはあるのだが)し、インフレが進んでいるようでめっちゃ分厚い札束を持ち歩かなきゃいけない。
住むのならギニアとセネガルどっちがいい?って選択を迫られたら、セネガルって答えちゃう。それは、好き嫌いではなく、生活環境として、セネガルくらいの、文明度(?)は欲しいって思っちゃったから。
たぶん、ギニアも、長期滞在して住んで、いろいろ知ってしまえば、ここの生活を苦にしなくなるんだろうけど・・・
うむむ、短期旅行のつもりで来ちゃったの、失敗だったかな。もうちょっとギニアを知りたくなってきたぞ。ああ、長期戦の心構えでギニアに挑めばよかった・・・
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