(English)
I stayed in Bobo Dioulasso.
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モダンスタイルのトゥグマニ師匠に、ごり押しして、トラディショナルスタイルのフレーズを教えてもらうことになったんですが・・・師匠のプレイは、きれい過ぎて、どう弾いても、あのゴリゴリしたトラディショナルフレーズな感じにはならない。「一応、トラディショナル奏法もできるよ」と、師匠は言ってたんですが・・・やっぱりね、人はそれぞれ、<スタイル>ってもんがあるんですな、無理を言っちゃいけません。
それでも、なんとなく、トラディショナルフレーズってもんがちょっと分かってきた。基本的には、トラディショナルフレーズって、やはりリズム重視なんです。っていうか、メロディをそれほど複雑にしていない分、リズムが強調されて聴こえるっていうか。子供が練習で叩いているフレーズとか、お土産屋で、音階がめちゃめちゃなお土産バラフォンを店のおじさんが試し叩きする時のフレーズとか、ああいう割と単純なロックっぽいのが、トラディショナルフレーズ。そうそう、なんかトラディショナルフレーズってロックっぽいので、ロック少年としては気になっていたんですわ。で、このフレーズは、よくよく聞いてみると、オイラがジャンベで習ったリズムをバラフォンに応用させているものが多い。なるほど、ジャンベパターンをバラフォンでやってみたら、トラディショナルフレーズになるってことなんだな、たぶん。
と、オイラ的に、なんとなく納得(実際にトラディショナルをやっている先生に習ったワケじゃないので、正確なところは違うのかもしれないが)。で、師匠が叩くとどうしても、単純にはならない師匠流トラディショナルフレーズの中に、めっちゃカッコイイメロディがありまして。で、この新たな<ピース>というメロディを教えてもらうことになったんですけど・・・トラディショナルっぽいから簡単かと思いきや・・・これ、今までで一番難しい・・・
さて、レッスンを終え、いつものように、昼飯を食べに行くレストランで、ネットにつないでメールチェックをしていたら、フランスのボルドーでお世話になったステファンからメールが届いていた。オイラが西アフリカにいることを知って、<トーゴ>にぜひ行くようにとの、トーゴお勧め場所情報のメールだった。
トーゴはオレの第二の故郷だからさ、と言い放つステファン。
ただでさえ旅人が少ない西アフリカ。そして、訪れても必ずしも皆が気に入るワケではないので・・・西アフリカに第二の故郷があるなんて、言い放つ知り合いはなかなかいないですからねぇ。ステファンは、セネガルを第二の故郷と勝手に言っているオイラが西アフリカン・シンパシーを感じる、数少ない友人の一人なのです、ハイ。
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