Beat
ビートは安易に刻むべからず:バラフォン修行20日目

2013.5.8 / BurkinaFaso(Bobo-Dioulasso) 本日 自転車8km走行 : Total 44915km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→サンドイッチ 昼飯→ライス&ヤッサ 夕飯→炭火焼肉 / 宿→Campement la Pacha(テント泊2000CFA)

(English)
 I stayed in Bobo Dioulasso.



 さて、そろそろカウントダウンとなったバラフォンレッスン。本日は、もうちょっと詰めておきたい<ワルツ>のバリエーションフレーズを習うことに。先の日記にも書いたけど、この<ワルツ>っていうメロディーは、裏拍が強調された、ちょっとジャジーなリズム。気分的にノリノリになれる曲なんで、思わず、足でビートを取りながら叩いていたところ・・・

 「ミスターヨシ、そのビートはダメだ」

 とトゥグマニ師匠から指摘があった。オイラは4分刻みでビートを取っていたんですが、このリズムは、とるんだったら2分刻みで取れと。なるほど、と2分でビートを取り叩き始めたところ・・・

 「ミスターヨシ、そのビートもダメだ」

 とトゥグマニ師匠。え?指摘されたとおり、2分に直したんですけど・・・と言うと、「足のアップのタイミングが早過ぎる」とのこと。この曲はバックビートをタメたノリの曲だから、足のアップタイミングをもっともたらせないとダメだというのだ。確かに師匠の足のタイミングは、一定ではなく、アップのタイミングがビミョウに遅い。

 「これができないようだったら、ビートは刻まないほうがいい」

 とトゥグマニ師匠。確かに刻みは、体でのノリをつかさどることになるから、ビートをどう刻むかは、曲のノリにも関係してくる。同じリズムを刻むにしても、人によってノリが違うのはこういうことが起因している。で、グルーブのあるリズムを刻める人というのは、こういうことを、<空気を吸うように>自然にやっているのだ。しかも、ちゃんと、曲ごと、いや、フレーズごとに適切なビート刻みに切り替えて。あ~、こんなことを指摘されるなんて・・・ドラム経験者としては、かなりこっぱずかしい・・・師匠には、オイラがドラムをやっているなんて言わないでおこう・・・




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