(English)
I stayed in Tamale.
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とりあえず、昨日、タマレでガーナ音楽を体験することが出来たので、今日出発することも出来たのだが・・・クーラー部屋の魔力に抗いきれず、延泊。
しかし、このクーラーってやつは、ホント、偉大なる人類の発明品ですな。この灼熱の西アフリカで、天国の場所を提供してくれますわ。が、あまりにも天国すぎて・・・部屋から外に出たくなくなっちゃうのが困ったところであったりする。
文明の利器は、時として、旅の邪魔をする。
現地の雰囲気を、そして、現地の人たちとのふれあいを楽しむために、旅に出ているのに、クーラー部屋に篭っていては、<旅>を満喫なんかできない。
それは分かっているのだが、クーラー部屋の快適さを味わっちゃうと、外へ出れなくなっちゃうのですよ。
同じことがインターネットにも言える。ネットに溺れちゃうと、何しに旅に出てきたのか分からなくなっちゃう。クーラー部屋でネットをするんなら、日本でよくね?ってことなんですよ、ハイ。ま、この宿は、なぜかネットにつながらないから、ネットに溺れることなく、作業モードに入れている。なので、かろうじて、今日一日なにやってたんだろ、オイラ、という罪悪感はあまり感じなくてすんでいるのだが。
いや、クーラーやネットが悪いわけじゃないんです。それを適度に自制して使うってことが出来ない自分の心の緩さが悪いってだけのお話。
さて、夕刻、一雨降って涼しくなったので、宿の庭で、バラフォンを持ち出して弾いていたら、ガーナ人のおじさんが近づいてきて、オイラの叩くリズムに合わせて踊り始めた。ん~、これこれ、こういうのが楽しいな。そして、しばらくしたら、別のおじさんがやってきて、「写真を撮っていいかい?」と聞いて来たので、もちろんOK、と答えたら、iPhoneでひとしきり動画を撮られた後、「素敵な演奏をありがとう」なんて言われちゃった。いやぁ、いつもは撮る立場なんだけど、なるほど、これが撮られる側の気分か。ちゃんと断ってくれて、最後にお礼を言われたら、いい気分だな。いや、しかし、結構オイラのバラフォンプレイ、評判いいんですけど・・・ オイラの音楽修行旅、そろそろただ習っているだけじゃなく、<聴かせる>ってモードに入ってもいい頃かも。
さてさて、ひとしきりバラフォン練習をした後、外へ出て夕飯。ガーナの飯は、結構美味い。ぶっかけ飯は、マリやブルキナより美味い。
その後、夜のタマレの町を散策。土曜の夜だから盛り上がるだろう、と思いきや・・・いや、全然昨日と同じなんですけど。そこらへんで音楽が溢れているだろう、と期待していたのに・・・昨日と同じなんですけど。ん~、やっぱり週末盛り上がりは、アクラとか都会に行かないと、見れないのか、残念。
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