(English)
I stayed in Accra.
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病院でもらった薬は、確かに効いているようなのだが、右足の親指は相変わらず腫れあがったままだし、痛みも、時々思い出したようにズキズキしてくる。昨日飲んだ後、みるみる痛みが引いていったから、すぐに治るんじゃね?なんて淡い期待をもったのだが、実際は、魔法のように痛みは消えるわけではなく、まだジワジワ痛い。薬の効果で和らいだとはいえば、まだまだ歩くにはしんどいので、今日は一日部屋で安静。
しかし、傷ってのは、傷口の痛み以上に、心にダメージを与えてきますな。やっぱり傷が治らず悪化して、旅が続けられなくなる、なんてことにならないだろうか、といった余計な邪念が頭から離れなかったり、と、心の中に負のイメージが広がっていく。
なにか作業して気を紛らわせればいいんだけど、足の痛みが気になって、作業に集中できない。結局ぼーっとするしかなく、そうすると、変なことを考えちゃうという悪循環。
そんなオイラを救ってくれるのは、飯を食べに行くために外に出た時、宿や町の皆さんがかけてくれる「大丈夫か?」という言葉と、本当に心配してくれている心配顔。ガーナ人のさりげない優しさが心にしみる。
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