(English)
I stayed in Lagos.
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ケニーには、ラゴスでの安宿を紹介してもらうことになっていて、ケニー宅でお世話になるつもりはなかったのですが・・・昨日、結婚式が盛り上がり、帰りが遅くなっちゃっいまして。ケニーファミリーの皆さんと車で一緒に帰ってきたんですが、家に戻った頃には、日が落ちて、真っ暗な状態に。昼間は安全に見えるラゴスも、さすがに、夜、歩き回るのは危険らしく、「今日はもう、外に出ない方がいいから、宿に行くのは明日にしよう。ヨシ、今日はうちに泊まって」ということで、昨晩は、ケニー宅で明かしたオイラ。朝起きたら、朝食まで用意してくれていて・・・いやぁ、何から何までお世話になりっぱなし。
さてさて、朝食の後、近くにあるという宿へ移ることなったのですが・・・雨季に突入してしまったラゴスの未舗装道は、水溜りだらけ。近くといっても、アフリカ感覚で近いという話であって、実際には結構な距離を移動しないとならない様子。うむむ、この道を移動するのは大変だぁ・・・なんて思っていたら、ケニー宅から50mほど離れたところにある、自動車洗車屋のおじさんが、ケニーに声をかけ、なにやら話を始めた。で、「ヨシ、ここ、宿もやっていて、今空き部屋があるんだって。ウチに近いし、もしよければ、ココに泊まらない？」と、ケニー。シャワーはなく、バケツ水浴びで、電気も夜になってジェネレーターを動かさないと来ないということらしいのだが・・・ま、ナイジェリアでは、どこへ行ってもこんな感じらしい。オイラも、別に寝れればいいので、安くしてくれるのなら、問題なし。
ということで、格安で泊まらせてくれるというこの宿にチェックイン。「じゃ、ゆっくりして。落着いた頃にまた来るから。あ、そうだ、連絡用に携帯渡しておくね。何かあったらこれで電話して」と、オイラに携帯を渡し、家に戻るケニー。とりあえず、バケツ水浴びをしてスッキリした後、安くて美味しい飯が食べれる店を探そうと、外をぶらぶらしていたら、ケニーから電話がかかってきた。
「夕飯、ウチで用意しておくから、夕方になったら来て」
ふおお、そんなに気を使ってもらわなくていいのに・・・しかしまぁ、せっかくなので、甘えておくか、ということで、ケニー一家と、夕食をご一緒させてもらうオイラ。ちなみに、ナイジェリア料理って、味付けがめっちゃ辛い。汗をだらだらかきながら食べていたら、「あら、やっぱり、お客様には辛すぎたかしら。ごめんね、でもこれがナイジェリア流の味付けなのよ」と、料理を作ってくれたケニーのお母さん。
うん、ホント、辛すぎなのは辛すぎなのだが・・・味はめっちゃ旨い。アマラという、芋の粉を練って作るナイジェリアの主食的な食べ物は、かなりお気に入りの味だった。「確かに・・・、でも味はめっちゃ美味しいです」と返したら、「そう？明日はちょっと辛さを抑えようかしら」とおばちゃん。ん？明日は・・・？ってことは、明日もまた夕食にご招待してくれるんですか？むむむ、宿に移ったのに、結局ケニー一家にお世話になりっぱなし・・・いいんでしょうか、こんなに甘えてしまって・・・
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