(English)
I stayed in Lagos.
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朝、携帯が鳴って起こされた。「今から迎えに行くから、着替えて待ってて」・・・ケニーからだ。実は、本日も、結婚式参戦。つーか、おとといに参戦した結婚式は、実は婚約式だったらしい。本番の結婚式は今日だ、ということで、本日は気合を入れ、前回はかぶらなかった帽子もかぶって、ヨルバ族の正装姿に変身。
さて、今日連れて行ってもらった会場は・・・おとといの倍くらいはあるのではないかと思えるほど広い会場だった。その会場に、テーブルがズラリと並べられ、結婚を祝う人たちで満席になる。そんな皆さんに、結構豪華な料理が振舞われるわけなのだから・・・いやぁ、結構なお金がかかるんだろうなぁ、と余計な心配をするオイラ。
ちなみに、オイラは、紹介料として、ザックにちょっとお金を払うことになっているけど、直接的に、結婚式の参加費は払っていない。アフリカではこの手のパーティーには、タダで飛び入り参加できちゃうものなのだ。その代わりというか、なんというか、新郎新婦さんが何かするたびに、参加者の皆さんがお金をぺたぺた貼っていくというのが、西アフリカ式ご祝儀の渡し方（ん～、トルコの結婚式もこの方式だったな、そういえば）。
ご祝儀として貼るお金はピン札がいいらしく、結婚式会場に、ピン札に両替してくれる両替商の人がウロウロしているのが、面白い。
さて、今日の式は、なんていうか、きちんとした感じで進行していった。音楽も、ステージに並んだバンドの人たちが、カチッとした形で奏でてくれて。前回の婚約式が、あまりにも自由だったんで、今日の式次第にちょっと戸惑うオイラ。う～ん、オイラ的には、前回の自由な感じの方が、アフリカっぽくて好きだったなぁ・・・
しかし、まぁ、場の雰囲気には前回以上に溶け込めるようになってきたよ。前回は、さすがに初参戦ってのがあって、相当遠慮していたんだけど、今回は、その遠慮心も若干薄れ、勝手にあっちにウロウロこっちにウロウロ。
いやぁ、でも、いくらヨルバの正装をしているとはいえ、全員がナイジェリア人の会場を一人歩き回っている、＜アナタは誰ですか？＞状態の赤の他人のアジア人って、相当違和感があるんじゃって思うでしょ、日本人的感覚からいったら。でも、そんなオイラを、まるであたりまえのように受け入れてくれるってのが、アフリカの懐の深さ。
そんなアフリカの懐の深さが心地いい。
あ、いや、ま、オイラはもう、赤の他人じゃないんですけどね。前回の婚約式で、新婦のお父さんのバルーンさんと、マブダチになっちゃったんで、ハイ。
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