Home Stay in Germany
コレがあるから旅は面白い

2013.7.22 / Germany(Robel/Muritz~Laage付近) 本日 自転車79km走行 : Total 46074km走行
天気:晴 チェーン交換:1
朝飯→ひじきまぜご飯 昼飯→パン 夕飯→ドイツ家庭料理 / 宿→グンダーさん宅

(English)
 I run on Germany road.



 朝、米を炊きながら、隣でお湯を沸かす・・・あれ?ガスバーナーなんて持ってましたっけ?と突っ込む方は、昔からのオイラの旅ファンの方ですな。ええ、これまでオイラは、ガソリンストーブだけでやってきたんですよ。が、ベルリンで、カズくんがカズストーブも併用して持っていて、やっぱりガスは楽で便利ですよ、と言って、実際使いこなしているのを見て、持っているのもいいな、と買っちゃったんですよ。確かに、ガスストーブは楽で便利。ワンタッチで火はつくし、ススとか出ないから、後片付けも楽チン。

 さて、毎日折れまくるスポークに、さすがに不安を覚え始めたオイラ。なんとか荷物を軽くしなければ、と思い、いらないものはキャンプ場のゴミ箱へ。といっても、捨てられるものは、ツーリストインフォでもらった資料とかレシートとかしかなく、大して軽くはならない。

 他になにかなかったかなぁ、とかばんをあさってみたら、予備用にと持っていたチェーンが入っていた。このチェーンってやつは、かなりの重量でして。むむ、いい機会だし、チェーンを張り替えるか、ということで、チェーンを張替え、荷物の軽量をはかる。

 が、張り替えたチェーンの一箇所が変な状態になってまして。せっかく新しいチェーンにしたというのに、ギアが空回りしたりして、前よりもひどい状況に。これは困った、と、走り始めてすぐ、近くにあった町の自転車屋に寄って、見てもらうことに。「あ~、これは、一つがつぶれちゃっているね」といわれ、そこの部分をとってしまい、つなぎパーツでつなぎあわせることに。

 これで、とりあえず、なんとかなった。いやぁ、ドイツは、どこへ行ってもすぐに、自転車屋が見つかるから、安心して走れるのがいい。

 その後、順調に走り続け、夕刻、そろそろ、寝るところを探さなきゃなぁ、なんて思っていた時、目の前の家の門のところで、一人の男の人が、手招きしているのが見えた。

 「ん?オイラのことを呼んでくれているのかな?」と思って近寄ってみると、「今日、子供達とベリーを採ってきたんだ。よかったら食べない」と摘みたてのベリーを出してくれまして。出してくれたベリーをつまみながら、いろいろお話していたら・・・

 「今晩泊まるところは決まっているのか?テント持っているんだろ?ウチの庭でよかったら、テント張っちゃっていいぞ」

なんて言っていただけまして。いやぁ、ドイツでもこんなお誘いをしてくれる方がいらっしゃるんですなぁ・・・せっかくなので、ここはお言葉に甘えさせてもらおう。

 ということで、お世話になることになったグンダーさんご一家。庭に案内してもらったら・・・子供達がめっちゃいっぱい出てきまして。え?この子供達、みんなグンダーさんの子供なんですか?・・・

 子供がたくさん集まる場所にテントを張ると、大変なことになる、という事態を、世界のいろんなところで経験してきたオイラ。ま、アフリカの子供じゃないんだから、大丈夫だろう・・・と思ったんですけど・・・

 やっぱり、子供は子供。どこでも同じです。ここでも、この後、子供達のペースに巻き込まれ、大変なことになるのであった・・・

 とりあえず、庭にテントを張らせてもらった後、「一人増えても同じだから」ということで、夕食をご馳走になることに。で、夕食前、ピアノに座って、素敵な演奏をしはじめた、おじさん。そして、それに合わせて子供達が合唱。

 敬虔なクリスチャンであるおじさん宅では、食事前にはこうやって、毎日神に感謝するという。神、どうのっていう話は、正直、ピンとこないんだけど、なんか、音楽が日常にあるっていう風景がとても素敵だった。

 さてさて、今、グンダーさんの奥さんは、生まれたばかりの赤ちゃんにかかりっきり。ということで、グンダーさんが、残りの子供達の世話を一手に引き受けている状態らしい。ここは子供達の相手をして、グンダーさんに一息ついてもらうのが、、一宿一飯のお礼になりそうだ、ということで、子供達の相手をすることにしたオイラ。

 こういう時、頼りになるのが、バラフォン。素敵な音色は、子供達の心を掴むのに最適なのです。重い重いと言いながらも、手放せないのは、こういうことがあるからなんですよねぇ・・・

 そんなこんなで、バラフォンで一曲披露したところ・・・そのバラフォンに群がって遊ぶ子供達。ふふふ、狙い通りだぜ。と喜んだのもつかの間、今度は、オイラがなつかれ過ぎちゃって、子供達が離れてくれない状況に。その後は、もう、やっぱり、大変な状態に・・・弟くんは、オネエちゃんに泣かされたぁ~っていって、オイラに助けを求めてくるし、お姉ちゃん達は、絵本を持ってきて、「読んで~、読んで~」ってせがんでくるし。ドイツ語読めないっつーの。あ、それにしても、ドイツの絵本って字がいっぱい書いてあるもんなんですな。絵の横にびっしり文章が載っていて、ちょっとビックリした。

 そして、その後、そろそろ寝る時間だぞ、シャワー浴びてこい、というグンダーさんに従って、庭にいく子供達。そう、この家のシャワーは庭にあるんですよ。露天シャワーってやつですな。で、年頃の女の子もいることだしってことで、オイラはシャワーから離れたところで、子供達から解放されたひと時を満喫していたところ・・・「あ、見つけた!」と裸のまま女の子たちがやってきた。

 おいおい、きみたち、丸見えだぞ。バーデンバーデンでもそうだったんだけど、ドイツっ子ってのは、裸を見られるってことが平気なのかい?




































最新日記に戻る