(English)
I left from Kobenhaven.
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今日は昨日よりさらにビミョウな天気。朝コペンハーゲンの街は深い霧に包まれ、周囲がまったく見えない状況に。ま、今日は、チャリでは走らないですから。ええ、ワープです。デンマークは、チャリ走りしてもあまり面白そうではなさそうだし、特に見たい場所があるワケでもないので・・・電車に乗って一気に抜けることにしたんですよ。まぁ、走ったら走ったで、面白い出会いとかがあるかもしれないんだけどなぁ、なんて思ったんですけど、時間がないヨーロッパでは、どこかで時間短縮を図らないと、見切れない。優先順位を考えて、デンマークはワープ。
さて、今回乗り込んだ電車にも、もちろん自転車車両があり、そこに相棒とともに乗り込んだんですが・・・今回の場合、自転車用の席を確保するカタチで乗り込むこととなった。自転車車両は、日本の山手線のラッシュ時車両のように、席が折りたたみになっていた。自転車を持ち込む人には、その折りたたみ席３席分を割り当ててくれるのだ。ちょうど３席分のスペースに自転車が納まる。
そして、デンマークの北の町に到着。ここからフェリーに乗って、ノルウェーに渡る。ちょうど、今日の夕刻に出発して、明日の朝にノルウェーのスタバンガーに到着するフェリーがありまして。切符を買って、今日、そのままノルウェーに向かってしまうことに。
と、切符売り場でネットができたので、ここで、パソコンを広げて作業をしていたら、ライダーの人たちが声をかけてきた。ノルウェーを走ってきて、フェリーで戻ってきたところらしい。
そして、時間になったので、フェリーに乗り込む列で並んでいたら・・・一人のアジア人が自転車に乗ってやってきた。バックパックを背負ってのチャリ旅スタイル・・・興味を惹かれ、話しかけてみたところ、彼は中国人。リン・ワンくんという彼は、今ノルウェーに留学中とのこと。夏休みの二週間、自転車でノルウェーを走ることにしたらしい。
思いつきでやることにしたから、こんなスタイルなんですよ、というリン・ワンくん。うむむ、荷物は自分で背負うと、大変だよ。自転車にくくりつけるカタチにしないと、すぐ疲れちゃうよ・・・とアドバイスしたのだが、今更そんなアドバイスをされてもねぇ。もう旅を始めるところだし・・・まぁ、二週間ならがんばれるんじゃなかな。とにかくお互いノルウェーを楽しもう、ってことで、フェリーに乗り込む。
さて、乗り込んでしまえば、もう寝るだけ。さぁ、起きたらもうノルウェーだ。
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