Norway Road
ノルウェーの走り方

2013.8.1 / Norway(Hildal~Granvin付近) 本日 自転車76km走行 : Total 46524km走行
天気:晴のち曇
朝飯→自炊ご飯 昼飯→弁当ご飯 夕飯→自炊ご飯 / 宿→Seim Camping(テント100ノルウェークローナ)

(English)
 I run on Norway road.



 さて、昨晩チェックインして泊まったキャンプ場は、なんだか妙に安かった。そして、キャンプ場内に天然の小川が流れているという素敵なキャンプ場だった。で、朝飯を食べようと、食材袋をゴソゴソしていたら・・・そうめんを発見。そう、今のオイラの食材袋には、ベルリンでカズくんとシキホちゃんからもらった日本食食材がたくさん詰まっているのだ。

 小川とそうめん・・・とくれば、流しそうめんでしょ。以前、パタゴニアで出会ったチャリダーケンちゃんが、ブログに、パタゴニアの清流で流しそうめんをしてみた、ってなことを書いていて、なるほど、それは面白いって思ってたんですよ。で、早速オイラもやってみることに。

 茹でたそうめんを上流に投げる・・・が、そうめんにそれなりの重量があり、沈んでしまう。小川の流れは上面はそれなりなのだが、下の方はそんなに流れていないらしく、進みが遅い。のろのろと流れてくるそうめんを箸でつまみ、ツユにつけて食べる。

 うん、そうめんだ。

 しかし・・・これは、一人でやるべきものじゃないですな。自分で放り投げたそうめんを自分でキャッチ・・・なんか、むなしい。こういうのは、大勢でワイワイいいながらやるものですわ。

 そんなことをして遊んでいたら、あっという間に時間が経ってしまった。早くも10時過ぎ。6時に起きたのに・・・せっかく日が長い今の時期のノルウェー。日が照っている間はチャリで爆走して、ひたすら距離をかせごうと思っていたのだが、なんだかんだで、遊んでいる時間が長く、結局走る時間はいつもどおり、っていうか、いつもよりも走る時間は短いかもしれない。

 走り始めると・・・すぐにトンネルが出現。で、よくよく見ると、トンネルの脇にサイドロードが作ってあった。なるほど、トンネルが嫌いだったら、こっちの道を使えばいいのか・・・すべてのトンネルにサイドロードがあるワケではないようなのだが、サイドロードがついている場合は、そちらを通って走ることにしよう。真っ暗な中走るよりも、外の景色を見ながら走ったほうが楽しいに決まっているしね。

 うむむ、ようやくノルウェーの走り方が分かってきたぞ。

 ノルウェーのチャリ旅は、他の国を走る時とはちょっと違う。こんなにトンネルが多い国ってそうそうないし、物価が高いから、基本的に、サバイバルしなきゃいけない。ある意味、世界で一番サバイバルを余儀なくされるのは、南米でもアフリカでもなく、ここ北欧なのかもしれない(まぁ、お金があれば、快適旅ができるのだが)。

 さて、そうこうしているうちに、Oddaというそれなりの町に到着。ここにツーリストインフォがあったので、この先の情報と天気予報情報を聞くために立ち寄る。このツーリストインフォではWifiが飛んでいたので、iPod Touchを取り出し、メールチェック。と、ここで、ついついメールの方に集中しながら、行動。iPod Touchをいじりながら、ほとんど無意識状態で、チャリに戻って出発準備をしようとしたら・・・かけていたチャリの鍵のキーが手元にないことに気づく。あれ?鍵をかける時に使ったから、手元に持っているはずなのだが。インフォの部屋に落としちゃったのかな、と思って戻ってみるも、ない。うひょー困った。あれがないとチャリを動かせないじゃん。このぶっといワイヤーを切ってもらうしかないのか、とか思いながら、かばんをひっくり返して探したところ・・・入れた覚えが無かったのだが、いつもキーをしまっているナップザックのサイドポケットにキーが入っていた。うむむ、無意識のうちに入れてしまっていたんだろうか・・・いやぁ、あってよかったけど、やっぱり何かしながら行動するのはよくないな。何事もちゃんと意識的に動かなきゃ。

 さて、無事にOddaを出発。ここからの道は、フィヨルドの入り江の部分を走ることになる。そんなにアップダウンはなく、大変ではなかった。天気もよかったし、イチゴやチェリー、リンゴなどの農園が続くのどかな風景が広がっていて、非常に心地よい。

 BrimnesというところからBruravikってところまではフェリー移動。次に目指す、Vossって町までは、自転車専用道路が作られており、非常に走りやすかった。できればVossまで今日中に行ってしまいたかったのだが・・・昨日泊まった感じからすると、キャンプ場に泊まる場合、大きな町近くのキャンプ場より、辺鄙な場所にあるキャンプ場の方が安いみたい。ということで、途中で見つけた小さなキャンプ場にチェックイン。












































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