(English)
I run on Norway road.
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朝、超快晴。これは心地いい。ひょっとして北の方にきたら、海岸部も天気は安定しているのかいな？なんて期待をしてみたのだが、この快晴は、たまたまらしい。普段はやっぱり曇や雨ばかりの地とのこと。
さて、サクッと出発しようとしていたら、ステファンが、「カメラが壊れた」と騒ぎ始めた。どうやら、メモリーカードに不具合があったのか、撮った写真がリードエラーを起こし、それがいたずらして、新たな写真が撮れない状態になっちゃっているみたいだった。こういう時は、メモリーカードをフォーマットしてしまえば、復活するのだが・・・メモリーカードには消したくないデータが入っているとのこと。そして、データを取り出したいのだが、パソコンなど持って来ていないので、作業が出来ないとのことだったので・・・オイラのパソコンでやることに。
そんなこんなしていたら、あっという間に時間が経ってしまい、早くも10時近く。まだ準備にもたついてる二人に、「先に行くよ～」と言って、先に出発するオイラ。ま、どうせ、どこかで追いつかれることだし。
さて、天気のよい海岸17号線はめっちゃ心地いい道だった。さすが、チャリダーリンさんオススメの道だけはある。うん、この17号線は、絶景だからぜひ走って、とリンさんにオススメされた道なのだ。
途中から雲が出てきちゃったのが、残念だったけど、ホント素晴らしい道だった。オイラ好みの岩山が次から次へと登場してくる。ノルウェーはもう消化試合のつもりだったんだけど、いや実は、これからが本番なのかも。今までの道は前菜で、これからメインディッシュが運ばれてくるようだ。いや、もう、前菜だけでお腹いっぱいなんですけど・・・
なんてことを考えながら、走っていたら、なんか妙な横揺れを感じた。いやな予感・・・というか、この嫌な横揺れは一度経験したことがある。南米ウルグアイを走っていた時だ。あの時、リムが割れたのが原因で横揺れが発生し、停滞を余儀なくされたのだが・・・
まさか・・・！
ええ、そのまさかでした。降りて後輪を確認したら、見事にパックリとリムが割れちゃっているじゃないですか。これはもう、どうしようもない。修理のほどこしようがない。このまま走っても割れが広がるだけ。
うむむ・・・自転車を押しながら進む。幸いなことに、すぐ目の前にキャンプ場があった。ので、とりあえず、今日はここにチェックインすることに。で、キャンプ場のおばさんに聞いたところ、当然ながら、この辺に自転車屋なんてものは無いとのこと。この辺で一番大きな町は、Mo i Ranaというという町で、そこへ行けば、たぶん自転車屋はあるだろうとのこと。
しょうがない、とにかく、そのMo i Ranaという町に行ってみることに。ただ、小径のリムなんて置いているかどうか。たぶん、置いてはいないだろう。取り寄せってことになっちゃうんだろうな。う～ん、しばらく停滞ってことになるのか・・・物価の高いノルウェーでの停滞は痛いよ・・・なんで、よりによって、ここで、割れちゃうかなぁ、リム・・・どうせ割れるのなら、ドイツを走っている時に割れてくれればよかったのに・・・
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