Good ferry trip to Lofoten
最高の船旅

2013.9.12 / Norway(Skjelvik付近~Moskenes) 本日 自転車65km走行 : Total 48032km走行
天気:晴のち曇 ネット:1 
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→パン / 宿→Camping Moskenes(テント130Nok)

(English)
 I run on Norway road. I went to Lofoten by ferry.



 今日は朝から快晴。いやぁ、ホント、コロコロ変わるノルウェーの天気、ついていくのが大変。

 心地よい青空の下、素敵な山並みが見える道を走ってBodoという町に到着。最高に心地よかった17号線走りはココで終了。ココからフェリーに乗って、ロフォーテン諸島へと渡るのだ。

 ロフォーテン諸島・・・4つの大きな島と無数の小さい無人島から成り立つ「世界で最も美しい場所のひとつ」とも言われる風光明媚な場所で、氷河の侵食により削られた大地が水没してできた地形は「アルプスの頂を海に浮かべたよう」と形容されているらしい。

 オイラがノルウェー走りで、最も楽しみにしていた場所でもある。

 さて、Bodoの町を彷徨い、町の人たちに場所を聞きながら、ようやくロフォーテン行きのフェリー乗り場に到着。で、そこで待っていたら、いつもの渡し舟的なフェリーとは一味違う、豪華フェリーがやってきた。うむむ、こんな立派なフェリーに乗っていくのか・・・と、場違い感を感じつつも、フェリーにチャリを積み込ませてもらい、船内の入り口でチェックインしようとしたところ・・・やっぱり値段がめっちゃ高かった。正確な値段は忘れたが700Nokくらいだったはず(日本円で1万円ちょい)。ロフォーテン諸島に行くのはこんなにするものなのかぁ・・・と、ひるんだものの、一番行きたい場所だからしょうがない。泣く泣く支払ってチェックイン。

 で、豪華客船の中、ロビーのふかふか椅子に腰掛けて、地図をチェックしていたところ・・・Bodoからロフォーテン行きの船は、ロフォーテンの西端に近いモスケスという町に到着する便があることを発見。ちなみに、オイラが乗ったこの豪華客船は、ロフォーテンの真ん中くらいにあるスタムスンという町に到着する便。

 ロフォーテンはガッツリ周りたいので、できれば、西端に到着して、そこから走りたい。ということで、チェックインカウンターに行って、「モスケス行きのフェリーってあるんですか?」と聞いたところ、この船の2時間後に出発する船が、モスケス行きとのこと。

 「チェックインした後で申し訳ないんですけど・・・乗り換えることは可能ですか?」とお願いしたら、「別会社だから・・・この船はキャンセルってことで、払い戻しで、そのお金でモスケス行きの船のチケットを買うっていうカタチなら出来るわよ」とのこと。

 ということで、一旦乗せてもらった豪華客船をキャンセル。搭載荷物の奥の方に、積み込んでもらったチャリももう一回出してもらい、再び、港に。

 で、豪華客船が出発した後、やってきた、ちょっと質素なフェリーに乗り込む。で、入り口で、料金を払おうとしたところ・・・「174Nok(3000円ほど)ね」とのこと。え~、さっきの船と全然値段が違うじゃん。どうやら、さっきの豪華客船は、沿岸急行線という、南のベルゲンから北のキルケネスまでの約2,400kmをつないでいる、<世界で最も美しい船旅>と 謳われた観光客船だったらしい。で、今から乗り込もうとしているのは、今までの渡し船の延長となるフェリー。距離が長いからその分値段があがっているけど、それなりの良心的な値段で、道をつないでいるフェリーなのだ。

 ふむふむ、最近は、いろいろ調べるのが億劫になって、その場で、行き当たりバッタリの行動にでちゃっているのだが・・・それじゃイカンかな。

 とは思ったものの、ま、今回のように、違ったと思ってから行動しても、なんとかなるものではある。

 違った、と思える勘を養っているかどうかってところが、一番重要なのだ。

 旅が上手くいくかどうかは、この<勘>が働いているかどうかに依存する。

 さて、船にチャリを積み込ませてもらい、客室へ。先ほど乗ってしまった沿岸急行線と比べちゃうと、質素感がいなめない客室ではあるのだが、オイラとしては、十分。これくらいの椅子の方が落着けるよ。沿岸急行線の船内ロビーの椅子は、フカフカ過ぎた。

 そして、フェリーが動き始めたところで、甲板へ。このフェリーからの眺めが、最高に素晴らしかった。ノルウェーに入って、何度とフェリーに乗ってきたオイラが推す、ナンバーワンの船旅が、今回のフェリー旅。このボードーからロフォーテンに向かう船からの風景はホント素敵すぎた。

 もちろん、天気が快晴で、青空の下で見る風景が、キラキラしていたからってのがデカイ。

 ノルウェーの絶景は、絶対、太陽の下で拝んだ方がいい。

 さてさて、素晴らしい船旅を堪能し、いよいよロフォーテン諸島に上陸。残念ながら、ロフォーテン諸島にはめっちゃ雲がかかっていて、ビミョーな天気。ま、今日はもう、日が暮れちゃったから雲がかかってても、いいんだけど・・・明日は絶対晴れて欲しいなぁ・・・

 とりあえず、今日は、モスケスの町にあったキャンプサイトにテント泊することに。しかし、ココは、辺境なだけに、猛烈な風がビュービュー吹いている。テントを張っても吹き飛ばされそう。とりあえず、先に飯だということで、壁と屋根があるキッチンハウスで夕飯つくり。で、飯を食って、一息つき、さぁ、テントを張るかと思ったものの・・・周囲はもう真っ暗だし、相変わらず風がビュービュー吹いている。で、キッチンハウスは、もう他の客が使う気配がない・・・ということで、今日はこのままキッチンハウスの中で、寝ちゃうことに。ホントはダメなんだけど・・・ま、キャンプサイトのオーナーさんは、先ほど、車で自宅に帰っちゃったんで・・・え?オーナーが夜には居なくなっちゃうの?ええ、ノルウェーのキャンプサイトって、運営は結構アバウトに行われてたりするんです、ハイ。






















































































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