Enter to Baltic States
鬼物価の北欧からようやく脱出・・・さぁ、バルト三国へ

2013.9.25 / Russia→Finland→Estonia(St. Petersburg~Helsinki~Tallinn) 本日 自転車8km走行 : Total 48549km走行
天気:晴時々曇 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→牛肉炒め / 宿→Old Guesthouse(ドミ12ユーロ)

(English)
 I was back from Russia, leave from Finland and enter to Estonia.



 昨日の夕刻に乗り込んだSt.Peter Lineのフェリーは、今朝早くに予定通りヘルシンキの港に戻ってきた。で、フェリーから降りた後、そのままエストニアのタリン行きのフェリーのチケット販売所へ。ええ、次に向かうのは、バルト三国のエストニア。そして、エストニアへはフェリーで渡るので、サンクトペテルブルグから戻ってきたその足で、そのまま次のフェリーで、エストニアへ行っちゃおうか、と。シェンゲン期限がひたひたと迫ってきているので、うまく乗り継げるところは、うまく乗り継いで、出来るだけ時間短縮して進むべし。

 ヘルシンキからエストニアのタリン行きのフェリーは、いくつかの会社があるようなのだが、オイラは、Tallinkという会社のフェリーチケットを購入。値段は、自転車込みで、56ユーロ。は~、弾丸旅モードになって、交通機関を多用しはじめたら、お金がどんどん飛んでいってるよ・・・今月分のクレジットカード請求額を見るのが怖い。

 昨日の豪華客船とは違い、普通の大型渡し舟的なフェリーに乗り込む。そして、出港。いやぁ、長かった北欧とも、ようやくお別れだ(ほとんどがノルウェーだったが)。自然も人も素晴らしい場所だったので、去ることに対して一抹の寂しさはあるのだが・・・それ以上に、ようやく鬼物価から逃れられるという開放感がいっぱいで、なんだか、妙にホッとしているオイラであった。

 さて、出港してから1時間ちょいで、あっという間にエストニアのタリンに到着。フェリーを降りて、チャリでタリンを走り始める。この辺は海を渡ってもあんまり町の印象は変わらないんだな。以前イタリアからアルバニアに海を渡って移動した時にはあまりの変わりように、「海をちょっと跨ぐだけでこんなにも雰囲気が変わってしまうものなのか」と愕然としたことがあったから、今回も・・・と思っていたのに。う~ん、ちょっと肩透かし。

 今日のところは、このタリンの町を堪能しようと考えているので、まずは宿探し。とりあえず雰囲気があるという旧市街へ行こうとしたのだが・・・手持ちの地図には旧市街の情報は書かれているものの、フェリー乗り場から旧市街へ行く道情報がのってない。ま、そんなに離れていないだろうから、適当に走っていれば着くだろうと、気軽に走っていたら・・・迷った。結局、地元のお兄ちゃんに、道を聞き聞き、ようやく旧市街に到着。

 さて、旧市街の外れによさげな宿を見つけて、チェックイン。ドミで12ユーロ。ま、ちょい高めだけど、今までの北欧鬼物価から考えたら、安いものだ・・・って、この落差感覚が怖いんだよねぇ。物価が高いところから移ってきたら、ホントは安くないものでも安いって感じてしまう、錯覚。いやぁ、調子に乗ってお金使いまくらないようにしなきゃ・・・

 と思いつつも、スーパーに行って、「500gのパンが70円で買えるなんて!!!(ノルウェーでは200円~600円くらいした)」「卵が6個入りで100円!!!(ノルウェーでは400円くらいして・・・卵なんて買ったことがなかった)」「炭酸ジュース缶もようやく50円・・・やっと普通の感覚に戻ったよ(ノルウェーでは缶ジュースが200円くらいした)」と、品物を見るたびに大興奮。結局いろいろ買い込んじゃって・・・お支払いは、13ユーロ。13ユーロでいいの?ノルウェーだったら、これだけ買ったら3000円は軽く越えてるよ!・・・と思ってウハウハしたものの・・・冷静になって考えてみると、1500円か・・・う~ん、早速錯覚に踊らされているんスかねぇ?オイラ・・・

 さて、買い物をした後、タリンの町探索。まぁ、特に旧市街はいい感じの雰囲気だったけど・・・やっぱり、すぐに飽きてきちゃった。最近はヨーロッパ的な町並みを見ても、すぐに飽きちゃう。ただ今、贅沢病が発病中。

 タリンの町は一日でいいやと思い、明日にはもう、移動することに。バスターミナルに行って、ラトビア行きのチケットを購入。小さい国が3つ集まっているバルト三国、当初は、自転車でサクっと走るつもりだったのだが、改めて地図を見ると、自転車で走り抜けるとなると、意外とデカイ。小さいと感じていたのは、これまたデカすぎる北欧と比較しての感覚だった。時間も迫っているし、とりあえず、リトアニアは、なんとなくオイラの想像の範疇内の国っぽいので、ワープしちゃってもいいか・・・ということで、一気に次の国、ラトビアへ行ってしまうことにしたんです、ハイ。

 ところで・・・バルト三国は美人が多いって評判を聞いていたので、期待して来たんですケド・・・訪れてみたら、タリンの女の子たちは、北欧の女の子たちとそんなに変わらない印象。いや、ま、北欧の女の子たちも美人だったので、美人ではあるんですが・・・なんか、勝手に別な美人像を夢想して、思いっきりハードルを上げちゃっていたオイラは、ちょっとだけガッカリ。やっぱり、旅に期待しすぎは禁物です、ハイ。
























































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