Ukraine≒Russia?
ロシアを走るとこんな感じ?

2013.10.18 / Ukraine(Галич(ハールィチ)~名前が読めない町) 本日 自転車69km走行 : Total 49299km走行
天気:曇時々雨時々晴 自転車折りたたみ:1
朝飯→鳥の串焼き 昼飯→ボルシチ 夕飯→カツレツ / 宿→Motel(シングル120グリブナ)

(English)
 I run on Ukraine road.



 宿を出る前に、パンを食べてきたのだが、走り出してすぐ、小腹が空いてきてしまったオイラ。道路わきにレストランを発見して入ることに。このレストランは、おじちゃんが、英語を話せる人で助かった。串焼きみたいなのと、コーラを頼もうとしたら、コーラはないという。「代わりにこれはどうだ?」と出してきてくれたのが<バイカル>という炭酸飲料だった。味はほぼコーラ。色もコーラ色で・・・コーラのパクリ飲料っぽい。ん?でも、バイカルって、あのシベリアのバイカル湖から取ったネーミングでしょ。だったら、飲み物の色は、コーラ色になんかしないで、バイカル湖のような透き通るような蒼色にしたらよかったのに。そしたら、バイカルコーラとして有名になったかもしれない。ペルーにおける、インカコーラのように。

 しかし、バイカルなんて飲み物があるなんて、やっぱり、ウクライナはロシアと結びつきが深いんだな。ボルシチの件もあるし、ウクライナを走っていてよく見かけるタマネギ頭の教会は、モロにロシアだし・・・うむむ・・・たぶん、ロシアを走ると、こんな感じなのでは?なんて思ってみたりする。この旅で、ロシアを自転車で走ることはなさそうなので、ウクライナで、ロシア気分を満足させておくか。なんて、思っていても、実際、ロシアに行ったら、全然違っていて、「ほら、やっぱり来てみないと分からないよ」って思うに違いない。

 旅ってものはそういうもの。現地が想像通りだったなんてことは、めったにない。

 だけど、だからといって、想像しないってのはもったいない。旅で知ったことを元に、あれこれ妄想しちゃうのも、旅の醍醐味なのだから。

 さて、小腹を満たして、心地よく走る。ちょっと雨に降られたケド、シャワー雨程度。大したことはなかった。

 途中、通り道だったので、通りがかった町で、ちょうどイベントが開催されていた。かわいい衣装を着た女の子がステージで歌っていたり、民族衣装(?)を来たオバサマ方が、出店で食べ物を売ったりしていて、賑わっていた。自転車を降りて、しばし、この雰囲気を楽しむオイラ。

 さて、その後、また田舎道をひた走り。

 で、夕刻。それなりの町には辿り着けず、今晩は野宿かな、と思っていたら、道路わきに、ポツンと一軒、モーテルと書かれた宿があった。今晩は、雲行きからして雨が降りそうな予感がしていたので・・・少々高かったのだが、宿に泊まることに。

 チェックインを済ませて、部屋に荷物を入れ、併設のレストランで夕飯を食べることに。が、この宿のおじさんには、英語が通じない。またメニュー指差しかい?・・・いや、もう、違うんですよ。アイスクリーム事件で懲りたオイラは、新たな食事の頼み方を考えだしたんです。それは・・・

 <食べ物の写真を見せて『コレあります?』とお願いする>方法。

 基本的に、食べたものは写真に撮っておくのが癖なオイラ。デジカメのメモリの中には、食べ物の写真がたくさん詰まっているのですよ。で、その中から、この辺のレストランにありそうな食べ物をピックアップして、モニターにプレビュー。それを見せながら「コレあります?」と、聞く作戦に出ることにしたんです。お隣のポーランドで食べたものなら、ウクライナでも結構食べることができる、ということで、今晩は、無事、ポーランドでよく食べていたカツレツをいただくことができ、満足満足。

 さて、食事後、店のおじちゃんが、ちょいちょい、とオイラを呼ぶではないですか。なんですか?とおじちゃんの所に行ってみると、水とペプシが並べてあった。え?これ、オゴリですか!?と思ったのは、オイラの早とちり。おじさんは、これを写真に撮れと言う。よくよく見ると、水とペプシの前に、紙が置かれ<ボーダー>と書かれている。「これを写真に撮っておけば、水が欲しいときに便利だろ」と、おじさん。あんな食事オーダーの仕方しか出来ないオイラに、助け舟を出すため、わざわざ、こんな用意をしてくれるなんて、ありがたい!

 でもね、おじさん、水がヴァダーだっていうことくらいは、いくらオイラでも知ってました・・・


































最新日記に戻る