(English)
I arrived at Chişinău.
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朝、痛みは激しくなってきているのだが、傷口は、治る方向に向かっている模様。とりあえず、次の目標地のキシナウまでは、後15kmくらいなことだし・・・ココに居ても、何もないからな。キシナウに行ってから、ゆっくり休んで、傷を治すことにするか、と、出発することに。
しかし、安宿を見つけて、ゆっくりしようと思って訪れたキシナウは・・・高い宿ばかりだった。街に入って、ウロウロ探したのだが、いわゆる<安宿>っぽいものがない。ドンとそびえ立つ<ホテル>みたいなのしかないのだ。(後から調べたところ、キシナウには、ホームステイさせてくれる場所があり、そこだと安く滞在できたようだ)
そのホテルは、入ると広々としたロビーがあったりして、いかにも高そう。が、高そうなホテル、と思って考えれば、値段は意外とリーズナブルだった。探しても、安宿はなさそうだし、この宿に、この値段で泊まれるのなら・・・という、マジックにひっかかり、ホテル・ツーリストという一見豪華な<ホテル>に泊まることに。
いやぁ、でも、値段をよくよく考えたら、貧乏旅人が泊まるような値段じゃない。一泊日本円にして、2800円。これだったら、なにもないケド、親切なオーナーが居る、モーテルに泊まったほうがよかったかも、と思ってみたりもしたのだが、まぁ、勢いでチェックインしてしまうオイラ。足に怪我をしていなかったら、モーテルに戻っていたかもなぁ・・・って、いや、足を怪我していなかったら、そもそも、あのモーテルには泊まっていなかったか。
さて、高い金払って、泊まるんだから、ちゃんと街観光をしておかないと、と、貧乏根性が働き、痛む足を騙しつつ、キシナウの街を散策。
ふおお、ここにも、美女がたくさんいるではないですか。街の雰囲気もいい感じだし・・・宿が高いから、明日には出発しようと思っていたケド・・・もうちょっとキシナウには居てもいいんじゃない?
ほら、やっぱり、足をちゃんと治してから走り始めたほうがいいよ。ま、もう一泊くらいなら、あの値段でも払えるっしょ、と、自分説得工作がはじまるのであった。
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