(English)
Today I got romanian foods from hostel's owner. These foods were delicacies. Before I didn't like delicacies because I thought these were not good taste for me.
But today I notice how to enjoy eating delicacies. I think good taste is not the point. Changeing the taste is the point to enjoy eating these.
(Español)
Hoy como comida de romania.
(Français)
Aujourd'hui je mange de la nourriture du romania.
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いつ終わるのか、いや果たして終わることがあるのだろうか、と、残りの未編集映像素材を見ながらクラクラしている今日この頃。とりあえず、今日も朝から、トランプおじさんと共に、キッチンのテーブルに座り、お互い、黙々と作業。
で、夕刻、相変わらず編集作業中なオイラに、宿のルシーナさんが「お腹減ってる?」と声をかけてくれた。「ええ」と答えると「ルーマニア流サンドイッチを作ってあげるわ」ということで、アペリティーボ的な軽食をふるまってくれた。腸の肉詰めをカットして、パンに乗せるだけのシンプルなものだったが、これが、めちゃウマ。
「ふおお、美味しいです」
と、ルシーナさんに言うと「この腸詰気に入った?だったら、カットしたやつが半分あるから、あげるわ」と半カットの腸詰をいただけることに。さらには「これもルーマニア料理よ」と、なにやら唐揚げっぽいものもオマケしてくれまして。
で、今晩の夕食としていただくことにしたルーマニア二品料理、ご飯とスープを作って、おかずとして食べてみたのだが・・・これ、おかずというより、日本酒があいそうな、おつまみって感じな<珍味>だったのですよ。
まず、口にいれたのは、この唐揚げっぽいもの。最初鶏唐だと思っていたのだが、実は、豚の脂身をあげたものだった。歯ごたえはサクッとしてて、噛むとジュワっする。美味しくないワケではないが、めっちゃ美味いってものでもない。ふむむ、珍味だな、こりゃ、と。そして次に、腸詰のほうをいただくことに。こちらは、今回レンジでチンして温かくして食べてみたところ・・・冷たいままカットしてパンに乗せたときには感じられなかったケモノ臭が結構してきまして。さっきよりビミョー・・・このニオイがアクセントになって、こちらも、なんだか珍味状態に。
いつも食べなれている味とは違った味が、口を戸惑わせる。
・・・というお味だったが、久々の<違う味>が、なんだか新鮮だった。ここんところ、ずっと、自炊しているせいで、美味しいけれども単調な<自分の味>ばかりが口に入っていたから。
なるほど、珍味ってのは、こういう風に楽しむものなんですな。今まで、珍味って得意じゃなかったんですよ。珍味と呼ばれている食べ物って、あまり美味しいって感じれるものじゃないじゃないですか。なんで、わざわざ美味しいって思わないものを食べるんだろうって思っていたんですが・・・そうか、これは、<いつもと違う変化>を楽しむものなのか、と納得。
一日中パソコンに向かいっぱなしという変化のない停滞環境だからこそ、気づくことができた<珍味>という楽しみ方。ふむむ、これは、刺激が少なくなってきたオトナが楽しみを見出す、<オトナな>楽しみ方ってやつなんだろうな。
人間は、生活に変化を求めるたがるものなのだ。珍味も、そんな変化要求の一つ。ちなみに、その変化要求の最たるものが、旅っていうやつだと思うのですよ、ハイ。
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