(English)
I edited trip video all day long.
(Español)
Edito video de viaje todo el día.
(Français)
J'édite la vidéo du voyage toute la journée.
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今手元にある2個の500GBのハードディスク、この中に、アフリカとヨーロッパで撮った映像素材がびっしり入っている。編集時には、どの場面が使えるかと、この大量の映像素材を全部見返していかねばならないのだから、そりゃもう、大変。正直、この作業が大変すぎるから、次からは、撮影場面を控えることにしようか、なんていうネガティブな気持ちも生まれないワケではない。(ま、オイラの撮影術は、<ヘタな鉄砲数うちゃ当たる>戦法なので、実際に撮影場面を減らすことはないのだけれども)。
そうそう、映像編集をやりたいとは思っていても、やれていない人たちの多くがつまづくポイントはココなんでしょうな。撮った素材がたくさんあって、途方にくれて、そこから先の作業ができなくなるってパターン。
しかし、大変とはいえ、この作業は、絶対やらねばならない作業なので、しょうがない。この作業をやらないことには、始まらないんで、ココは、がんばってやるしかないのですよ。この作業を乗り越えてこそ、映像作家への道が開けるのです。
・・・と、今日の本題はこの話じゃなかった。ええ、大量の素材を一から見直すっていうのは、大変だけど、まぁいいんです。順番にやっていけば、終わるし、やる作業自体に無駄があることもない。
問題なのは、編集途中で「そういえば、あの場面があったな。あの場面が写っている素材はどれだっけ?」と、見直すことで頭に叩き込んだ撮影場面の写っている素材を、大量の映像素材の中から探さねばならない、という状況なんです。
一応、こういう状況には陥らないように、使うであろう場面は、最初に素材を見直した時に、編集ソフトのタイムラインに時系列に並べておくので、上記に挙げたような困った状況は、そうそう起こるものではない。
が、時系列ではない編集手法とかも用いるようになった最近、「この場面はもう使わないな」と判断して、タイムラインから素材を消去してしまった場面を、後から使いたくなることが、起こるようになってきたのですよ。
そうなると、サハラ砂漠のど真ん中で落としてきてしまった帽子を探さねばならないくらいの困難が生じることになりまして。
今日も、雨のノルウェー走り編集をしている時、以前にタイムラインから消去してしまった<後ろ荷物の上に縛り付けて乾かしていた服が雨に濡れる場面>の映像を使いたくなり、「あの場面はどの素材に写っていたんだっけ?」と探し始めたところ・・・探し当てるのに、なんと、3時間もの時間を費やしてしまった。
一応、動画をサムネイル表示させてけば、どんなシーンと撮ったのか、分かるようにはなっているものの、必要な場面が、そのシーンの途中に挿入されている場合は、サムネイルだけでは判断できない。
なので、サムネイルであたりをつけながらも、適当に探さねばならないから、極めて非効率。何度も同じ動画を見返しちゃったりすることになったりして、無駄な作業にイライラしてくる。
「あの場面が必要」と検索したら、一発で出してくれる動画検索機能って、未だにないのだろうか?オイラが大学の時から、研究テーマとしては取り組まれていた項目なんだけどなぁ・・・
映像は、文字のように完全記号化されないから難しいんでしょうな。そして、この<映像は完全記号化されない>ってことが、映像を普通の人はなかなか気楽に使えない要因にしていると思う。
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