(English)
I edited trip video all day long.
(Español)
Edito video de viaje todo el día.
(Français)
J'édite la vidéo du voyage toute la journée.
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オイラの日記を読んでくれている人は、多分お気づきだと思うのですが、オイラは重度のパソコン依存症。基本的に暇があったら、パソコンいじっている人なのですよ。この旅中も、チャリで走ったり、観光している時以外は、ほぼ、パソコンと向き合っている。
まぁ、チャリで走ることと、観光すること以外に、旅でやることはない。そして、この二つのことは、存分すぎるくらい満喫しているのだから、それ以外の時間はパソコンに費やしたところで、旅の時間の使い方として、間違ってはいない、と思っていたのですよ。
実際、パソコンに向き合っている時間の大半は、旅のまとめに使っているワケだし。遊んでいるワケではない。
しかし、ここんところ映像編集をしてて、レンダリングを始めて3時間とかパソコンが使えない時間が生じるようになってきた。で、この時、この空き時間に困ってしまう自分に気づいてしまったのです(レンダリングは基本的には寝ている間にやるのだが、編集済みのプロジェクトが増えてきて、昼間にレンダリングをすることが多くなってきた)。
それは、まるで、会社に自分をささげてしまった熱血サラリーマンが、定年退職後のフリーな時間をもてあそんでしまうがごとくな現象だったワケですわ。
そして、実は、楽器修行とか、料理とか、お絵描きとか、パソコンを使うなんてこと以上に<旅中にやりたい>って思っていたことを、二の次にしてきたことに気づいてしまったのですよ。
だって、これらをちゃんとやっていたら、「時間が空いたから、楽器をいじるか」とか、「時間が空いたから、絵を描くか」という流れになるはずなのに、そうはならない。やってこなかったから、楽器を手にとっても、何を鳴らせばいいか戸惑うし、鉛筆を握っても、何も描けやしない。
パソコンは、立ち上げたら嫌でもキーボードを自然に叩きだしてしまうというのに・・・
パソコンを扱うのがまるで当たり前になっているように、楽器を扱うのも当たり前、鉛筆で絵を描くのも当たり前っていう状態になっていないのはどういうワケなのだ?そういう自分になりたいって思っていたんじゃないのか?
そんなことを思い、今までのパソコン依存な旅生活からの脱却を試みている今日この頃。ちなみに、こういう心境は、パソコンにドップリ浸かっている状態の時には気づけません。依存症ってそういうもの。パソコンから離れるという状態に強制的におかれることで、ようやく気づけること。
今回、昼間のレンダリングが、パソコンから強制的に離れるという状況を作り出してくれたから、ようやく、気づくことができた。
実は、これが、今回2ヶ月旅を停滞してて得た、一番大きな心理的成果。以前から、こうやって篭っている時に、なんとなく気づいていたことではあったのですが、今回は、深く気づいたよ。といいつつ、今日も一日中、パソコンで映像編集をしている、というジレンマな状況・・・
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