(English)
I had to repayment of a kindness for everyone.
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相棒救出から一夜明けた。ひょっとして救出したのは夢だったのかも・・・と思って目が覚めて、隣に相棒が居ることを確認して一安心。
そして、朝飯を食べてたら、トミがたくさんの新聞を抱えて、アンダンテにやってきた。「ヨシさん、いっぱい載ってるよ」新聞を広げてみたら、どの新聞にも大きく取り上げてくれているじゃないですか。
ああ、ホントに事件は解決したんだな。
とにかく、多くの人たちに協力してもらうことで、無事、相棒が戻ってきた。探している間は、オイラ自身が何をやったらいいのか分からなくなったり、やっていることが事件解決に向かっているとは思えなかったり、と、不安だらけだったのだが、結局は、多くの人たちが作り出してくれたウネリに身をゆだねたのがよかったのだ。
人がつながることで、信じられないくらいのパワーが生まれる。
そして、そのパワーってやつは、自分の手を離れて生まれるもの。
自分でコントロールしようなんて考えているうちは、凄いことなんて起こらない。
奇跡を起こそうと思ったら、やっぱり、多くの人を巻き込んで、ウネリを作らなきゃいけないんだ。
そして、ウネリが起こっちゃったら、もはや、自分自身が主体者であるにも関わらず、何をやっているかわからない存在になってしまう。そりゃそうだ。ウネリってやつは、自分のコントロールを外れた事象なのだから。そんなウネリに対しては、不安を感じるけれども、信じてゆだねるしかない。それが、奇跡を生むのだ。
今回、そのことを、強烈に学んだ。
それにしても、奇跡を生みだすウネリを作ってくれた、この事件に関係してくれた人たち・・・協力してくれたり、心配してくれたハンガリー中の人たち、いや、世界中の人たちにお礼を言いたいし、ご恩をお返ししたいのだが・・・人数が多すぎるぞ。
さて、このご恩をどう返せばいいのやら?
うむむ、ここは、事件解決のはじめにやったのと同じように、身近でできる小さなことからやるべし、か。
とりあえず、まずは、宿のみんなに、お好み焼きでも振舞ってお礼をすることからはじめるとしよう。
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