(English)
I edited trip video all day long.
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「ヨシさん、もう温泉行った?」と、オルガさんからメールが届いた。
実は、ハンガリーは温泉大国。特にブダペストには数多くの温泉施設がある。そんなハンガリーなので、ここを訪れる旅人は温泉目当ての人も多い。アンダンテで出会った旅人達も、結構多くの人たちが温泉入りに行っていた。そんな旅人達にオイラも温泉に一緒に、と誘いをもらっていたのだが、相棒が見つかるまでそんな気分にはとてもなれなかったので、温泉にはまだ行ってなかった。
「まだ行ってないのなら、ぜひ私達と一緒に行きましょ。今週末バラージュ(オルガさんの旦那さん)と一緒にヴァリベイという温泉に行くからその時、ぜひ。自転車も見つかったことだし、もう、ゆっくりできるでしょ?」
というオルガさんの誘いに乗り、本日、ハンガリーの温泉を体験しにいくことに。
で、連れて行ってもらったヴァリベイという温泉。ここはトルコ式の温泉施設で、オスマントルコがこの地を支配していた時に造られたものらしい(ハンガリーに温泉文化が根ざしたのは、オスマントルコ時代が大きく影響しているらしい)。もちろん、今は改築されていて、綺麗な温泉になっている。そして、今は隣に病院が作られており、温泉は治療の一環として使われているとのこと。
ちなみに、ハンガリーの温泉って入浴料が結構高い。物価が低いハンガリーにおいて、温泉入浴料は相当高いものと思われる。「この値段で一般のハンガリー人は入りに来るものなの?」とオルガさんに聞いてみたところ、「実は、ハンガリー人には裏技があってね」と丸秘技を教えてくれた。温泉っていうのは、先にも書いたように、治療の一環として考えられているハンガリー。なので、例えば腰が悪いとか、カラダのどこかがおかしいという診断書があれば、温泉には、半額で入ることができるそうなのだ。
さて、ヴァリベイ温泉は、真ん中にデカイプールのような浴場があり、その周り4方に、小さな浴場が設けられていた。この4方にある小さな浴場はそれぞれ、温度の違うお湯がはられていた。海外の温泉ってだいたいお湯がぬるくて、日本人的には満足できないものが多いのだが、ここ、ヴァリベイの一つの浴場は、40度近くの温度になっており、日本人のオイラが一番リラックスできる温度になっていた。
もちろん、サウナも設置されており、汗がだくだくになるほど、汗を流してスッキリ。
海外の温泉ってイマイチでしょ・・・と、最初は乗り気じゃなかったのだが、いやぁ、やっぱり温泉っていいものだな。これほど気持ちがスッキリするものってなかなかないですわ。
オルガさん、バラージュさん、誘ってくれて、ありがとうございました!また一つ、ハンガリーのいいところを知ることができましたわ。
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