(English)
I run on the baddest road in the world for bicycle.
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朝起きて、テントをたたむ。昨日、病院敷地内にテントを張ることを許してくれたドクターがやってきたので、お礼を言って出発。町を抜けたところに、食堂があったので、そこで朝飯を食おうと入ったら、店のおじさんが「昨晩は、欧米人のカップルチャリダーがここに泊まっていったけど、キミの友達かい?」と聞いていた。あ、たぶん、イギリス人とアイルランド人カップルのマーク&ジュリアだ。ひょっとしてホワンくんも?と思ったのだが、アジア人はいなかったとのこと。う~む、ホワンくんはココではないようだ。
さて、腹ごなしをして、走り始め、しばらくは、舗装道が続いていたのだが、1時間もしないうちに、舗装道は終わり、先が未舗装のデコボコ道になってしまった。砂利だけならまだしも、砂道になったり、ゴツゴツの岩がむき出しで出ていたりと、最悪の道。走りにくいったらありゃしない。
と、突然、違和感を覚えた。ゴツゴツする岩にぶつかったのかなと思ったのだが、そうじゃないようだ。なんだ、と思ってチャリを降りて点検したら、な、なんと、リアキャリアと自転車を接続する部分、ネジで止めてあったんですが、その右側のネジが、ポッキリと折れてしまって、リアキャリアがブラブラしちゃっているじゃないですか。
ふおお、なんてこったい。いや、ネジが取れてしまったくらいなら、なんとかなる。が、このトラブルは酷い。ネジが折れてしまって、しかも、ネジ穴の方には、ネジがそのまま残っちゃっているのだ。つまり、ネジが取り出せない。代わりのネジを入れようとしても、穴がふさがっちゃっているから、入れようがないっていう最悪の状態になっちゃっているってことなのだ。
とりあえず、固定しないと、左側のネジまでおかしくなってしまう。ということで、手持ちの固定プラスチックで止めてみたのだが、重い荷物にプラスチック紐が耐えられないようで、走り始めると、すぐに伸びてしまい、またブラブラしてしまう。
これは、マジで困った。とりあえず、誤魔化し誤魔化し、しながら、次の小さな村まで進んだ。ここで、トラックの運転手さんが、洗車をしていたので、「なんかこういう状態を固定できるもの持っていませんか?」とチャリを見せながら聞いたところ、細い針金を渡してくれた。プラスチック紐だけよりかは、ましになった。とりあえず、走れるようになったのだが、ガタガタ道をしばらく走り続けると、針金がブチッと切れる。
一重だから弱くて切れるのだ。多重にすれば大丈夫に違いないと、3重、4重にくくってみたのだが・・・確かに耐久性はあがるものの、根本的な解決にはなっていない。走っていると、一本ずつ切れていく。
ならば、こよれば、いいのでは、と針金をこよってみたところ、これが結構強力になり、今までで一番持ちがいい。これで、なんとか、走れることになり、がんばったのだが、それでも、今日、走れたのは50km程度。う~む、みんなはもう先に行っちゃって、追いつけないだろうな。
とりあえず、山奥でテント泊。もはや、人里を離れたところに入ってきたので、人目につくこともなかろうと、道のすぐ脇にテントを張る。と、夜中、なにやらごそごそという物音で目が覚めた。テントの入り口をそっと開けてみてみると、オイラのテントの脇を羊か山羊の大群が、歩きぬけているじゃないですか。どうやら、羊使いのおじさんもいるようなのだが、オイラのテントに気づいているのか気づいていないのか、まったくなにもすることなく、そのまま羊たちは抜けて行ってしまった。
一歩間違えば、テントを羊の大群に押しつぶされるところだったよ。ワイルドだぜ。
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