(English)
I run on Tajikistan road.
|
|
朝、昨日庭にテントを張らせてくれた食堂のおじさんが、目玉焼きとソーセージとパンを出してくれた。パンはカチカチだ。チャイにつけて柔らかくして食べる。一見質素な食事だが、ここでは、大贅沢。そんなおじさんの心遣いが、猛烈に嬉しい。
さて、朝飯を食べ終え、食堂の子供たちが見送ってくれる中、出発。走り始めると、あちこちで、人に出会う。今までは山の中で、全然人に会えなかったが、ここへきたら、人に出会うようになった。
そして、なんだか道がよくなってきた気がする。いや、ホントこれは気のせいっていうか、比較論の問題で、今までがあまりにひどすぎたので、マシに思えるだけの話なんですけどね。実際は、砂利と砂道で酷い道なのだが、今までが今までなだけに、ちょっとこげる道になったってだけでも、嬉しくなっちゃうのだ。
不思議なものだな、気持ちって。車でやってきて、いきなりココで降ろされ、ココからチャリで走れって言われたら、絶対こんな嬉しい気持ちになんてなれやしないだろうに。
結局、積み重ねなのだ。前があるから、今の気持ちがある。自転車旅で、ずっと線の旅をしているから、出来上がるのが、今の気持ち。バックパック旅の点の移動による、気持ちとは全然違うものになるのだ。だから、チャリダーがいいという場所は、必ずしも、万人がいいと思える場所ではなかったりする。いや、チャリダーに限らないか。前までの道のりがあったからここがいいと思えるのは、すべての旅人で共通。ただ、その前までの道のりってやつが、全員違うから、そこでの感想は、全員違うものになるのだ。
だから、他人がいいという場所は、必ずしも自分にとっていい場所とは限らない。
さて、しばらく走っていたら、前方に、知った影が・・・イギリス人とアイルランド人のカップルチャリダー、マーク&ジュリアだ。ドゥシャンベを出発した日以来の遭遇。うむむ、こんなところで追いつけるとは。で、そろそろ日が暮れるということで、お二人と一緒に今晩の寝床探し。近くの民家の庭にテントを張らせてもらえるということで、今晩はここで就寝。
|
|




|