(English)
I run on Tajikistan road by bicycle.
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朝、日の出とともに出発。寒い。超絶寒い。が、日が当たるようになると、なんとか暖かさが戻ってくる。
ちょっと走ったところで、テントをたたんでいるチャリダーを発見。イギリス人チャリダーカップルマーク&ジュリアだった。いやぁ、彼らとはホントよく会うな。
ちなみに、リムが割れ、走行不能となったジュリアの自転車だったのだが、ホーログの自転車屋に、奇跡的にサイズが同じリムが置いてあり、スポークスを張り直してなんとか復活させたとのこと。
さて、休憩は長いが、走り出したら速い二人。そんな二人は先に行ってもらい、オイラはマイペースで走る。さて、しばらく走ったら、湖が見えてきた。ここは、完全に人里から切り離された場所。人なんて、チャリダーくらいしか通らないだろう。そんな場所に、なぜか、野良犬が一匹ウロウロしていた。こんな食べ物もなにもないところで、キミは一体どうやって生きているんだい?とりあえず、カチカチになったパンをあげた。こうやって、たまにやってくるチャリダーから食べ物を恵んでもらってかろうじて生きているんだろうか?だとすると、これからオフシーズンに突入してしまうパミール高原。もう誰もキミに食べ物をあげる人がいなくなっちゃうぞ。
さて、最後の力を振り絞って、進む。実は、この地獄の未舗装道も、おそらく今日で終われるのだ。この先には、舗装道路であるパミールハイウェイが走っている。そこへ辿り着けば、あとは舗装道を走っていけるはずなのだ。
オイラのテンションと裏腹に、天気がどんどん悪くなっていく。舗装道に出る前に雨が降り始めると嫌だなと思い、先を急ぐ。
と、突然、目の前に、アスファルト道が見えた。やったぁ~!!!そして、そのままアスファルト道へ突入。ふおお!???なんだ、この気持ちよさ。まるで、氷の上を滑っているかのような滑らかな進み心地。これまでは、脳震盪を起こしそうなガタガタ道だっただけに、普通のアスファルト道が、天国への道に思える。
パミールの未舗装道をチョイスしたのは、間違いだったとずっと思っていたのだが、この気持ちよさを体験したら、あながち間違いでもなかったと思った。昨日の日記にも書いたが、シンドイ体験がしんどすぎれば過ぎるほど、幸せな体験はより幸せなものとなる。要は、幸せとは落差なのだ。ドMの人は、実は幸せに対して貪欲なのだ。より幸せ感を感じたいから、あえてシンドイ体験に身を置く。シンドイだけの体験だっていうのなら、いくらドMな人でもやりたくはない。
とにかく、人生でこんなにテンションが上がったことがあっただろうか、というほど、絶頂感を感じることができた。この気持ちよさは、あの気持ちよさを遥かに超えている。はわわ、ヤバい、こんなものすごい気持ちよさが、この世にあったなんて。
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