Happy Holi
ハッピー・ホーリー

2015.3.6 / India(Varanasi) 本日 自転車0km走行 : Total 57749km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→クッキー 昼飯→クッキー 夕飯→チキンバターカレー / 宿→Baba Guest House(シングル250インドルピー)

(English)
I stayed in Varanasi. Today is festival day in India.



 いよいよホーリー当日。長年夢に描いていたホーリーなだけに、ガッツリ楽しまなきゃという焦る気持ちと、しかし、外に出るのは怖いという恐れる気持ちに板挟みにあい、複雑な心境。そんな心境のため、起きるのもゆっくり。いや、実は早々と目は覚めてはいたのだが、ベッドの上でウダウダしちゃっていたのだ。

 で、8時過ぎ、屋上からガヤガヤと人の声がしはじめた。そう、実はホーリーは、外に出ると危険なため、外からは人が入ってこない屋上で楽しむというのが、旅行者的なホーリーの楽しみ方なのだ。開放的になっている宿の屋上。ここで、宿泊者同志で、色粉や色水を塗りあって楽しむ。

 意外と多くの日本人が泊まっていたのをこの時に気づく。個室に入ると、ワカラナイんですよねぇ。ドミに泊まってリビングに入り浸っていたら、泊まっている人のことを把握できるんですけど。今回は、タブラー修行メインで考えていて、それに集中したいから個室に泊まったんですわ。ドミに泊まって同じ宿の人たちと知り合いになって、つるむのは、楽しいんだけど、その反面、自分のやりたいことに集中できなくなっちゃう。もし、自分がやりたいことがある場合、ドミっていうのは、なかなかやりづらい環境だったりするんですわ。

 まぁ、ここで、初めて皆さんとご挨拶なんかしたりして。さて、みんなちゃんと、色粉とか水鉄砲とかをちゃんと買い込んで攻撃準備万全のよう。オイラは完全に受け身体制なのだが。用意したものは、いくら汚されても大丈夫な服のみ。まぁ、M体質なオイラですから。

 屋上では、あっという間に盛り上がり、あっという間に色付けされてしまった。音楽がガンガンに流れ、色まみれになって、みんな踊り狂う。まぁ、これはこれで面白いのだが・・・面白いと思えば思うほど、外の様子が気になって仕方なくなってしまった。

 長年夢に描いていたホーリーなのに、閉ざされた空間だけでいいのかい?ストリートで展開されている本場のホーリーを体験しなくちゃダメだろ。なんのために、バラナシまで来たのか?

 と自問した結果、そりゃそうだ。ストリートで繰り広げられているインド人によるホーリーを見ずして、ホーリーを体験したことにはならない、と思い、危険を承知で外にでることに。まぁ、これだけ面白ければ、何をされても本望だ、という、祭りによって高揚させられた危険な思想にいざなわれまして。

 と、同じく危険な思想にいざなわれた大学生のケンタロウくんと一緒に外へ。と、外は意外と平和だった。上から水風船攻撃をくらうこともなく・・・そのままガンジス川へ出ても、ガンジス川沿いも、びっくりするくらい平穏。確かに色を塗りたくった人たちが歩いてはいるものの、その人たちが大挙して取り囲み、もみくちゃにされながら、色まみれにされる、ということはなかった。そんなイメージだったのに。

 構えていた分、逆にだいぶ拍子抜け。ホーリーってこんなもんなの?とちょっとガッカリ・・・と思っていたのだが、まぁ、道を歩いていると、みんなが「ハッピー・ホーリー」と笑顔で微笑んでくれる感じは、非常に心地いい。

 さて、しばらく歩いていたら、奥の方から太鼓の音が聞こえてきた。太鼓好きなオイラとしては、行かないわけにはいかない。ということで、行ってみたら、太鼓の周りには踊り狂う人たちが。そして、その中に入った途端、ケンタロウくんの服がビリビリに破かれた。

 おお、ここは確かに危険だ。

 こういう中では何をされるかワカラナイ。そして何をされても笑って許さなきゃいけないカオスな無礼講ゾーン。なるほど、こういう場所があるからバラナシは危険って言われるのか。

 しかし、まぁ、うまく逃げることもできる。破かれそうになったら、スッと逃げれば、無理に追ってきたりはしない。みんな踊ることに集中しちゃっているようだ。その中で、一人の少年には執拗に絡まれたりしたけれども。

 いやぁ、一気にテンションが上がってきた。屋上でダンスミュージックをスピーカーで鳴らしている時とは、全然テンションの上がりかたが違う。やっぱり生のドラムですわ。これこれ、これを体験したかったんです、ハイ。

 ふおお、この盛り上がりを体験できたことで、ほぼほぼ満足。

 と思っていたのだが、その後、道を歩いていると、次々を違う色の粉を塗りたくられ、そのたびに、カラーが変わっていくのを体感。これ、色が変わるたびに、変身したかのような、不思議な感覚に陥るんですわ。

 色とは、人間の心理状態に大きく影響を与える。黒い服を着ている時と、黄色い服を着ている時とでは全く気分が違うように。それが色粉によって、次々と変えられると、それによって変わる心理を刻々と自覚できるようになる。これが面白い。

 以前読んだ色彩学の本に、ホーリーは色を使った癒しの祭りだと紹介されていた。色が次々と変わることで、心をほぐし、それが、癒しにつながるのかもしれない。

 こういう感覚ってやってみないとワカラナイ。

 ホーリーには期待していたけれども、実際のホーリーは、期待を遥かに上回る面白さだったもん。祭りも、自然と同様に、人の想像を超えたものなんだ。

 8時から盛り上がり始めたホーリーも、12時には、徐々に収束。丸一日盛り上がったような気がしていたのだが、実際はたったの4時間。まぁ、4時間以上は体がもたないよ。4時間だけでもくたくたに疲れ果てたもん。

 いやぁ、ホント楽しかったよ、ホーリー。ブラジル、サルバドールでのカーニバルには及ばなかったけど、世界面白お祭り、暫定二位の面白さでしたわ。バカ騒ぎインド、最高~!!!






































































































































































































































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