(English)
I stayed in Varanasi.
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タブラ修行が中級者コースへ突入したということで、師匠の教え方がちょっと変わってきた。今日はまず、昨日必死こいて覚えたコンポジションの暗唱から。そして、以前16ビート編に突入した時にも、ちょっとだけ教えてもらったインド流ビートカウントのやり方があるのだが、あの時は、とりあえずこんなものもある的な紹介の仕方だった。で、今回からは、このビートカウントをしながら、習ったフレーズを全部頭の中に叩き込んでいけ、と。
暗記、詰め込み教育ですわ。
とにかく覚えさせるのがインド流らしい。そういえば、掛け算も100の段まで暗記させられるっていうしな。今、オイラはフレーズをノートに書いてもらっているけれども、本来は、口述伝承が基本とのこと。ノートに書くなんて邪道なのだ。師匠が生徒だった頃は、師匠の師匠が口で言ったフレーズを、ただただ復唱させられるだけのレッスンがずっと続いたという。30分くらいそのまま復唱させられるのだが、師匠の師匠はその間、いなくなってしまう。で、30分後に戻ってきた師匠の師匠が、正しく復唱できているか確認して、間違っていたら木の棒で叩かれたという。
スパルタ教育ですがな。
結局、何かを身につけさせようとしたら、これくらいのことはやったほうがいいんだと思う。思考できる人材の育成をとかいって、ゆとりな教育をするのは、大きな間違いだと思う。思考は、詰め込まれたモノがあるからできるのであって、まず、詰め込みをする時には、スパルタと合わせて、とにかく覚えさせる必要があるのだ。
覚えることが嫌いで、考えればいいんじゃん、なんて思って過ごしてきたんだけど、今それが間違いだったって実感中。まずは、覚えなければ、思考は始まらないのだ。
レッスンのフレーズ的には、8番目のコンポジションの続きと、ティラの叩き方の強化練習フレーズを教わった。
さて、今日タクミくんがネパールへ行ってしまうといので、秋月さんと一緒に3人で夕飯。その中で「インドってなんでも長いんですよね」という話になった。タクミくんが、プージャーを見に行ったそうなのだが、あんなの要約すれば3分で終わるところを1時間以上かけているじゃないですか、と。音楽のライブも、秋月さんと見に行ったときに、一曲が長すぎるってぼやいてたし。また、映画も2時間半以上がざら。オイラは、これは、集中力を鍛えるためのモノだと思ってまして。こういうところにも、インド流学習法が入っているのではないか、と。
イベントはいいとこどりで5分で終了とか、音楽はインスタントミュージックで長くて一曲5分とか、映画は1時間半で十分とか、時短であることが効率的で素晴らしいという風潮が(日本では特に)主流になりつつあるが、実は、物事を短くすればするほど、集中力が欠けるということにつながると、思ってまして。いや、集中力がないから、時短ものしか受け入れられなくなるのか。
とにかく、まずは全てを覚えさせるところから始まったり、なんでも長くして、集中力の強化を促すインド流の学習方法、オイラ的には、いちいち、ふむふむとうなずくところがあり、興味深い。
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