Hello again
繋がる旅の縁

2015.6.2 / Malaysia(Ipo~kuala lumpur) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:曇時々雨 ネット:1
朝飯→菓子パン 昼飯→マレーシア料理 夕飯→マレーシア料理 / 宿→電車中泊

(English)
I move to kuala lumpur.



 イポーも十分に満喫したので、クアラルンプールへ移動。今度は電車で行くことに。隣の席のおじちゃんが、パンをくれた。いやぁ、この手の親切な出会いは、いつもチャリ旅で味わっているんだけども・・・電車旅でも、こんな出会いがあるんだな。

 さて、クアラルンプール到着して・・・ホワンくんと再会。ええ、あの中央アジアで一緒に走ったマレーシア人チャリダー、ホワンくんですよ。

 そもそも、あまり来るつもりはなかったマレーシアに行くことに決めたのは、ホワンくんに会うためだったのだ。飯だけ目的だけだったら、正直マレーシアには寄らなかったと思う。まぁ、美味しいものに巡り会いっぱなしだし、マレー半島の飯の移り変わり具合が非常に興味深いので、結果的には飯目的でも来るべき場所だったのだが。

 到着の電車の時刻を伝えておいたので、待ち合わせ場所のチケットカウンターで無事再会。ホワンくんの案内で、クアラルンプールのインド人街、中華街、ムスリム街を歩く。これだけ移民が居ると、問題にならないのかどうかが、気になるところなのだが、ホワンくんに聞いたところ、移民で問題になることはほぼないらしい。逆に中途半端でなくなるくらい異なる文化がこれだけ溢れていると、もはや共存するのが当たり前ってことになるのかも。まぁ、政治的にそれぞれに対する扱いの違いがあるらしいので、その辺、不満がある人たちもいるっちゃいるらしいのだが。

 ちなみに、ホワンくんは中華系マレー人。中央アジアで一緒に走っていた時、その話を聞いても、正直、中華系のマレー人というのがどういう立場なのか、ピンとこなかったのだが、実際マレーシアに来て、この目で移民が混在している状況を見ると、なるほど、といろいろ納得。やっぱり、現地に来て、肌で感じないと、こういう人種的なことってわからないモノだと思う。

 と、歩いていたらいきなりバケツをひっくり返したような土砂降り。慌ててフードコートへ。ちょうどお腹もすいていたところだったので、お昼ご飯を食べることに。お昼ご飯はムスリム街でムスリム料理。ここで、ようやくイエローカレーを食べてみた。なるほど、タイのグリーンカレーのような青臭さはなく、レッドカレーのように辛すぎることもなく、いい感じのカレーだ。

 雨が止んだところで、クアラルンプールのシンボル的存在であるツインタワーへ。ココを出た後、ホワンくんの友人と合流。只今職探し中のホワンくんは、その友人のホーさん宅で居候生活を送っているらしい。

 で、連れてきてもらったホーさん宅が・・・ビックリするくらいの豪邸だった。いや、建物自体は平屋で普通といえば普通なのだが、ロケーションがスゴイ。丘の上に立っていて、クアラルンプールの市内が一望できるのだ。しかも庭がめっちゃ広い。日本庭園好きというホーさんは、庭を日本庭園のように造るのが趣味とのこと。

 いやはや・・・ホーさんって、一体何して稼いでるんですか?

 さて、その後、夕飯を近くのフードコートに連れて行ってもらって、めっちゃご馳走になりまして。いやいや、ご馳走様です。

 ところで、ホーさんに、オイラが太鼓好きという話をしたら、マレーシアに面白い太鼓団体があると教えてくれて、動画を見せてもらったんですよ。日本の和太鼓のような・・・いや、これ、オリジナルは中国太鼓なのかな?中華系の移民の人たちがやっている感じ。なので、実はマレーシア自体ではそんなに有名ではなく、むしろ海外で有名なパフォーマンス集団とのこと。

 いやぁ、こういうのやりたいって思ってたんですよね。オイラ自身が太鼓から学んだことがいっぱいあるもんだから、子供たちに、太鼓を通じて、オイラが学んだことを教えてあげたいなって思うようになってきてまして。この団体はそれをやっている。小学校とかで教えたりしているらしい。

 パフォーマンスとしてかっこいいから子供たちもやりたがるでしょ、これは絶対。

 さて、そんなホーさんたちとお別れして、オイラとホワンくんは、夜行列車でシンガポールへ向かう。実は、今、ホワンくんはシンガポールで職探し中とのこと。ちょうど、用事があって、クアラルンプールに戻ってきていたところだっただけだったのだ。

 仕事は、マレーシアで働くよりシンガポールで働いたほうが稼ぎがいいらしい。ふむふむ、日本人感覚で言うと、東京へ出稼ぎに行くのと同じようなものなのだろうか?


























































































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