Cooking Class
ワヤンさんのクッキング教室

2015.6.29 / Indonesia(Bali/Denpasar付近) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:晴夜雨 ネット:1
朝飯→デーツ 昼飯→豚肉料理 夕飯→揚げもの / 宿→民家の一室(月額500,000ルピア)

(English)
I stayed in Bali Island.



 バリで食べる料理がどれも美味しくて、バリ飯は作り方を覚えたいと思っていたオイラ。しかし、ワヤンさんに聞くと、デンパサールにある料理店のクッキング教室に行くと100ドルくらいかかるらしい。

 タイでしこたまタイ料理を習っても100ドルなんてしなかったのに・・・さすがに100ドルは高いと思い、断念していたんですわ(ウブドで習うともうちょっと安く習えるらしい)。

 と、一昨日くらいに、バリ料理が美味しいという話をワヤンさんとしていた時、ワヤンさんが「オレも料理のひとつやふたつなら作れるぞ」と言ってまして。それなら、ワヤンさんに習えばいいんじゃんか、と。オイラ的に一番興味があるところは、どんな香辛料をどういう風に使っているか、っていうところ。煮込み料理と包み料理の香辛料さえ分かれば、あとは自分で応用できる。

 ということで、本日、ワヤンさんのクッキング教室。ワヤンさん宅にお邪魔して、煮込み料理である豚肉のスープと、包み料理である豚ひき肉のバナナリーフ包みの作り方を教えてもらうことに。

 朝早くからマーケットに行って食材を用意してくれていたワヤンさん、まずは香辛料のカットからはじまった。レッドジンジャー、ジンジャー、ターメリック、ガランガルをカット。その後、玉ねぎとニンニクをカット。それに、レッドペッパーと、シードコショウ、そして、エビを発酵させたもののペーストを加え混ぜ合わせる。さらに、ビンロウを石灰と混ぜたものも加えてた。う~ん、石灰ってなんか体にいいのかな?メキシコのタコスも、皮に石灰を混ぜて作る地方があるって言ってたし。そして、これに少々水を加えてミキサーでつぶし、鍋に入れ替え、加熱。しばらく混ぜると、香辛料ペーストが出来上がる。

 それを、挽肉に混ぜ、さらにココナッツを擦ったものも混ぜ、こねる。途中で、市販のチキンブイヨンを入れていた。チキンでいいのかいな?こね終わったものをタネにして、餃子のあんばいで、バナナリーフに包む。小麦文化でなかったバリ島では、こうやって包み料理を作っていたんですな。面白い。

 包む段階になったら、奥さんや子供たちもやってきて、家族総出で、包み作業。ワイワイ感が楽しいじゃないですか。みんなで協力して作る、これが、餃子作りの醍醐味。やっぱり、そうだよねぇ。一人で作ることに固執していたオイラも、ようやくそういう風に思えるようになってきた。

 さて、包み終わったら、蒸し機に入れて40分ほど蒸す。一方豚のバラ肉は鍋に水を入れ、そこに入れ煮る。一緒に先ほど作った香辛料ペーストも入れる。こちらもチキンブイヨンを入れてコクを出す。ちゃんと豚のブイヨンを使ったほうがいいと思うんだけどなぁ・・・こちらは1時間ほど煮込む。途中、塩で味を調える。

 以上で出来上がり。リーフ包みは、マジ美味かった。スープは、出来上がり直後に食べたので、まだ味がなじんでおらずちょい残念。一旦冷ましてからもう一度温めると肉の旨みがスープに出て、さらに美味しくはなるんだけどな。

 とにかく、インドネシア料理がなんとなく分かったぞ。応用すれば、ナシ・チャンプルとかも作れそうだ。































































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