(English)
I stayed in Bali Island.
|
|
ヴィレッジ生活に戻り、バリ・アートフェスティバルから離れた。まぁ、バリ舞踏&音楽は十分満喫できたので、満足したのだが・・・一個だけ見たいのに見れていないものがあった。
それは、ジェゴグというバンブーガムランだ。
あれっ?竹のガムランは見たんじゃなかったっけ?日記に写真をアップしていたじゃんとおっしゃる方もいらっしゃるとは思いますが、ジェゴグはただのバンブーガムランとは違うんですよ。ぶっとい巨大な竹を使って作られたバンブーガムランで演奏されるもの。
普通のガムランとは音の迫力が全然違う、というので、一度は体験しておきたかったんですわ。
アートフェスティバルで見れるだろうと思っていたのに、オイラが滞在している間にはジェゴグの演目はなかった。これは本場である北の方の村ナガラまで行かないといかんのかいな、なんて思っていたところ、プログラムを見ていたワヤンさんが「30日の11時からジェゴグの演奏があるよ」と教えてくれまして。
ということで、戻ってきましたアートセンター。
会場には、見たこともない巨大なバンブーガムランが置かれていた。
そして、始まった演奏・・・
ズシンとくる低音にあっという間に心を持っていかれた。そうか、ガムランに今までピンとこなかったのは、この低音がなかったからなのかもしれない。
もともとロック好きですから、オイラ。低音がズンズン響く音楽は大好物。
今まで見てきたバリの演目で一番だった。
こんなんできるのなら、やっぱりガムランをやってみたいな、そう思わせられるような演奏だった。
再びガムラン熱が盛り上がってしまったオイラ、夜、ワヤンさんに子供たちが練習しているという場へまた連れて行ってもらうことに。今日は前回とは違う場所だった。ふむむ、いたるところでガムランは習われているんだな。なんかこういうのっていい。音楽をやるっていうのは、自分の身体性と向き合うきっかけになる。子供のうちからやっておくのは、すごく意義があることだと思う。
大人になったらそのことにいつの日か気づくはず。オイラが、今更気づいたように。
|
|

|