Go to Spice town
早くカレー修行したいので

2015.8.6 / India(Madurai~Kumily) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:晴のち曇時々雨 ネット:1
朝飯→なし 昼飯→パロッタ 夕飯→料理教室の飯 / 宿→Green View Homestay(400ルピー)

(English)
I moved to Kumily.



 食い倒れするつもりだったので、マドゥライには数日滞在するつもりだったのだが、期待が大きすぎて、オイラの中ではちょっと空振っているので、次の予定地クミリーへと発つことに。

 いや、マドゥライ、食べ物美味しいんですよ。オイラが開発しきれなかっただけで名店はいっぱいあるだろうし。ただ、オイラの中で、早く次に行きたいって気持ちが大きくなっちゃっただけなんです。次のクミリーはインド屈指のスパイス生産地と聞いたので。しかも、そこへ行けば南インドカレーの料理教室があるかもしれない、という情報も得ていたので。

 食べ歩きもいいのだが、やっぱり習う修行をガッツリやりたいと思いまして。

 ということで、クミリー行きのバスへ。クミリーまではそんなに遠くない(といっても5時間くらいかかるのだが)ので、近郊行きのバス停へ。そこから、クミリー行きのローカルバスに乗り込む。80ルピー。安い。

 ところで・・・マドゥライはめっちゃ暑かった。インドは今モンスーンの時期なので、雲が多くなり日光がサンサンとあたる5,6月より暑くないと聞いていたのだが、東南インドはモンスーンの影響をあまり受けないため、この時期でも晴天なんですよ。いや、カラッと晴れてくれるのは嬉しいのだが、暑すぎるのは、ちと勘弁。

 そんな灼熱の地をバスは走る。で、道がだんだん山道へと突入。実はクミリーって、1000m以上上がった高地にありまして。高地だからこそ、いいスパイスができるんですわ。で、1000mも上がれば、相当涼しくなる。

 クミリーに到着したら、半袖では肌寒いくらいの感じだった。いやぁ、こりゃ、過ごしやすい。

 さて、ここは町の中までバスが入ってくれたので、後はお目当ての宿まで歩くだけ。と、「オレの名前はオオサカだ」と、話しかけてきた自称ガイドのおじさんがいた。オオサカって・・・いかにも怪しかったのだが、料理教室とかスパイス情報をいろいろ仕入れたかったので、とりあえず、オオサカさんの話を聞きながら、宿へ向かう。

 さて、到着したグリーンビューホームステイ。ここでも、料理教室をやっていると、ロンプラに書かれていたのだが・・・今オフシーズンで客が少ないから、やってないのよ、と言われた。う~ん、残念。じゃぁ、料理教室をやってそうな他の宿を探すか・・・と思ったのだが、オフシーズンの今、他でも料理教室はなかなかやってないよ、とのこと。と、ここで、オオサカさんが、「知り合いに連絡してみるよ。料理教室をやっているところがあるから」と助け舟を出してくれまして。

 ということで、料理教室はオオサカさんに頼るとして、宿は、そのままグリーンビューに泊まることに。

 で、夕刻18時から料理教室が始まるから、その前に宿に迎えにくるよ、とオオサカさんは行って去って行った。

 で、18時。トゥクトゥクで迎えに来てくれたオオサカさんと一緒に、料理教室へ。クミリーの町からちょっと離れたところにある、バーベキューレストランみたいなところだった。

 本当は一人だとやらないようなのだが、特別にプッシュしてやってもらうことに。ありがたい。

 さて、ここでの料理教室がこれまためっちゃ勉強になりまして。作ったのは、マトンカレー、オクラカレー、パイナップルカレー、さやえんどうのトーレン、南インド流フレンチフライ、パパド、パロッタ、ケララ米。マトンカレーとかオクラカレーとかさやえんどうのトーレンとかは、スリランカで習ったのとほぼ同じだった。カラピンチャと同じものが、こちらではカレーリーブスという名でタップリ入れられる。なので、味もほぼ、スリランカカレーと一緒。

 で、今回の収穫だったのは、パイナップルカレーだった。果物カレーは面白いと思っていたものの、スリランカで習ったジャックフルーツや、アンバレラは、日本では手に入りにくい。日本で手に入る果物で作るカレーが習えないものか、と思っていたところだったので。

 さらに、パロッタというインド風パンケーキの作り方が習えたのもデカかった。インドでは普通の人はナンは食べない。ナンではなく、チャパティを食べる。で、インドで食べるチャパティは、ナンよりも美味い。で、そのチャパティよりも美味いのがパロッタというパンなのだ。今回チェンナイで初遭遇して、一気にお気に入りパンになってしまい、作り方がめっちゃ気になっていたんですわ。

 ちなみに、パイナップルカレーは米で食うといいが、マトンカレーはパロッタで食べたほうがいい、と言われまして。食べてみたら、確かにその通り。なるほど、インド料理はプレートになると、米と一緒にチャパティやパロッタも出てくる。さらに、パパダンやポテトまで。なんでこんなにいろんな種類の炭水化物がでてくるのだ?と疑問に思っていたのだが、それは、カレーそれぞれに合う炭水化物が違うからだったのだ。一番合う組み合わせで食べるべし、そんなことまで考えられている食べ物なんすな、インドカレーって。いやぁ、また一つカレー道の奥深さを知りましたわ。














































































































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