(English)
I moved to Cochin.
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ようやくクミリーを出発。結局6日も居ちゃったけど、カレー修行としては、相当大きな成果があったんで、ここで予定より長引いたのは、全然アリだ。と言いながら、この先の他の町でも長引いていくんだろうな。果たしてカレー修行は2か月で終わるだろうか?
雨が降る中、バス停へ。カレー食べ歩き中は、さして雨も気にならないのだが、移動となると、雨が降っているとホントめんどくさい。さて、コーチン行きは6時台に2本バスが出ているというので、6時ちょい前に行ったところ、7時半のバスしかないとのこと。え~、昨日聞いた話がもう変更って!?まぁ、待つしかない。そして、7時半に出発。
ローカルバスは、途中、乗客の乗ったり降りたりが激しいので、スピードの緩急が激しい。さらにこの道は山道がずっと続くため、揺れまくり。乗り物酔いが激しいオイラとしては、かなりグロッキー。普段なら車窓の写真とか撮りまくるのだが、気持ち悪くてそんな気も起きず。ああ、だからチャリ旅がいいんですよ。ホントバス旅ばかりの旅だったら、移動のたびに、グロッキーになっていただろうな。
さてさて、このバスはアレッピー近くのターミナルで、終了とのこと。あれっ?コーチン行きじゃなかったの?コーチン行きってことで乗ったのに。どうやら、コーチン方面行きということで、コーチン着ではなかったらしい。ま、方向は間違ってないからいいか。
で、このアレッピーというところも、実は興味がある町ではあったんですよ。チェンナイのサザンスパイスで食べた激ウマカレーが、実はアレッピー流の魚カレーだって、シェフから聞いて。しかし、気分は、コーチン。とりあえず、近いことだし、先にコーチンへ行くことに。どうしてもアレッピーに行きたくなったら戻ってくればいいか、と。
が、地図で見ると近いようだが、ローカルバスで移動すると結構時間がかかるのがインド旅。ローカルバスは結構グルグル寄り道的なものをするんですよ。
さらに、乗り換えたバスで、前の席に座ってたら「そこはレディーシートですよ」と言われ、慌てて後方座席へ移動。むむ、インドのバスは、女性席ってのがあるのか。どうりで、バスによっては綺麗に男性女性が分かれて乗っていた。
アレッピーから2時間くらいかかって、ようやくコーチンへ到着・・・バスの切符売りの車掌さんが、「ココで降りな」と言ってくれたので、降りたのだが、GPSで場所を確認すると、目標地点からはまだ遠い。そうなんですよねぇ、インドもバスターミナルは、郊外にあることが多いので、市内に入るには、さらに交通機関を使わなきゃいけないのがメンドウ。まぁ、ここからはそんなに距離があるワケではなさそうなので、トゥクトゥクで移動。フォートコーチン行きのフェリー乗り場まで乗せて行ってもらうことに。ちなみに、クミリーから、コーチン近くのバスターミナルまで二つのバス合計で130ルピー。バスターミナルからフェリー乗り場までトゥクトゥクで70ルピー。
トゥクトゥクは、距離計がついていて、料金が明瞭会計だった。フェリー乗り場に到着し、フォートコーチンまでのチケットを買う。これは4ルピー。安い。
で、フェリーに乗ってフォートコーチンへ。フォートコーチンは雰囲気ががらりと変わった。スリランカのゴールのような感じ。ここもまさに観光地だ。欧米人を結構見かける。オイラ的には、インド的なゴミゴミしたところのほうが、落ち着くんですけどね。でも、来ちゃうのは、ガイドブックやネットでの旅行情報に導かれちゃうから。次どこへ行こうって考える時に、一応ガイドブックとかネットの情報を参考にするじゃないですか。そうすると大体メジャーな場所が出てくるワケで。特別行きたい目的がないなら、そういうメジャーな場所に導かれちゃう。
まぁ、オイラ的には、実はどこでもいいんですよ。観光地であろうとなかろうと。要はカレーと太鼓が体験できればいいんです、ハイ。
さて、宿をどこにしようか、探していたら、スクーターに乗ったお兄さんが声をかけてきた。300ルピーで泊まれる宿があるが、どうだ、とのこと。フォートコーチンの宿は高いって聞いてたから、300ルピーは魅力的。一応どうしようか、考えていたら、じゃぁ、250ルピーでどうだ、とのこと。おお、勝手に値引きしてくれたぞ。じゃぁ、250で、ということで、その宿へ行くことに。しかも、宿までトゥクトゥクで連れて行ってくれたのだが、このトゥクトゥク代はタダ。たしかに、ちょっといわゆる一番の繁華街通りからはちょっと離れているのだが、まぁ、そんなに離れているワケじゃないから問題ない。ええ、オイラはカレーと太鼓があれば問題ないので。
で、チェックインそうそう情報集め開始。カレーは、まぁどうにでもなると思ったので、まずは太鼓から。ええ、実は南インドでどうしても見ておきたい太鼓がありまして。それは壺ドラムのガタム。ケララ州に来たら見れるかと思っていたのだが、クミリーでは見れなくて。で、調べ直してみたら、どうやらタミルナドゥ州の方が遭遇する可能性が高かったということが判明。しまった、チェンナイで探しておけばよかった、とちと後悔。
しかし、まぁ、南インドの楽器なので、探せばコーチンで見れないこともなさそう。ということで、コーチンで探すことにしたのですが・・・宿のお兄ちゃんにしても、近くのカタカリダンスを開催しているカルチャーセンターのお姉さんにしても、ガタムなんて楽器知らないとのこと。なんてこったい、コーチンでは知られてすらいないのか。
とりあえず、カルチャーセンターのお姉さんが、知りあいの音楽関係者に電話してくれた。その人はガタムを知っていて、明日、ガタムを持って来てくれるってな話に。おお、ありがたい。これで、ここでの目的の一つは果たせそうだ。
さて、もう一つの目的カレー。これは、町を歩いていたら、いくつか<クッキングクラス>と書かれた看板を発見。ロンプラにも載っていた料理教室の場所も見つけたので、そこで教えてもらおうかな、と。日程を確認すると、明後日とのこと。う~む、一日空いちゃうな。なら、明日は明日で、他の場所で習うことにしようと、他のクッキングクラスの場所で、明日習えるところを探してみた。
そして、夕刻、コーチン名物である、チャイニーズ・フィッシュ・ネットを見に行く。う~ん、いい雰囲気だ。コーチン、かなり好きかも。
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