The time I can't do anything
なにもできない時間の大切さ

2015.8.18 / India(Cochin~) 本日 自転車0km走行 : Total 57751km走行
天気:晴のち雨
朝飯→ストリングアッパム 昼飯→ミールス 夕飯→フィッシュコルマ / 宿→バス車内泊

(English)
I left from Cochin.



 朝、暗いうちに起きて、出発。トゥクトゥクに乗ってフェリー乗り場へ。そこからフェリーに乗って、さらにトゥクトゥクに乗って、バスターミナルへ。

 ここからマイソール行きのバスに乗るべく、切符を買おうとしたら・・・「マイソール行きは夜しかないよ。一番早いので夜8時」って言われたじゃないですか。昨日の旅行代理店のおじさんは朝7時からあるって言ってたのにぃ・・・騙された。まぁ、ちゃんと確認しなかったオイラが悪いのだが。

 電車はハイデラバード行が9時から出ているらしい。が、電車駅はちょっと離れている。重い荷物をもってウロウロするのは、メンドクサイので、20時のバスの出発まで、ただ、待つことにした。

 しかし、まぁ、え~、13時間もただ、待つの?と思う場面だが、意外と13時間なんてあっという間なのだ。いや、以前のオイラなら長く感じたかもしれない。しかし、今は、太鼓練習という時間つぶしにはもってつけの<やらねばならないこと>があるのだ。

 しかも、この太鼓練習というのは、ただ暇であればあるほどいい。ちょっと忙しいのだが時間を作ってというのだと、どうしても集中できないのだ。13時間、ただ、何もすることがないっていうのは、太鼓練習にはうってつけの時間。

 さらに、今は、太鼓自体を使わなくても、指や腕のトレーニングは出来るし、イメージトレーニング方法も身に着けつつあるので、今や、体一つあれば、どこでも練習はできちゃうのだ。

 ということで、バスの待合ベンチに座って一日中練習。人々がどんどん移り変わっていくのを定点観測するのも意外と楽しい。ベンチで寝はじめたおじちゃんが、警備員に水をぶっかけられて起こされたのだが、起きずにそのまま寝続けたり、と、インドらしい様々な人間模様が展開される。

 そうこうしているうちに、バスがやってきて、予定通り20時に出発。今回のインドは6か月あるからね。一日バスターミナルで太鼓練習をする日があっても、まぁ、こういうのも、アリだ、なんて思える。これが、1カ月でインド全土旅行とかだったら、一日バス停で時間をつぶすとか、ありえないんだけども、ね。


























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