(English)
I stayed in Mysore.
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夜、寝ていたらヌル冷っとした感触が顔に乗っているのに気付き、起きた。何かと思ったらネズミだ。いや、夜、部屋をウロウロしていたのには気づいていたんですよ。が、インドでは別にネズミは珍しくもないので、放っておいたのだが・・・まさか、寝こみを襲ってくるとは。いや、ただ顔に乗ってきただけなんだけど。
さて、朝起きて、飯。ライス・バスというのが、カルナータカ州ではよく食べられているというので、食べてみた。スパイスによる炊き込みご飯って感じだ。これ、ケララにはなかったような・・・所変われば品変わる。やっぱりインド全土を周遊するのは、カレー研究には大切なことだな。
さてさて、今日は、とりあえず、丘に登ってみることに。マイソール宮殿で感動した分、丘でも感動するかと思っていたのだが・・・そんなに甘くはなかった。期待しちゃったからだろうか、丘には南インド様式の寺とかあったのだが、そこまで心に響いてこない。一応中にも入らせてもらって、ご本尊の黄金の女神を見ることもできたのだが。なんだろう、このテンションが上がる時と上がらない時の差は。
で、町に戻ってきて昼飯。ミールスを食べることに。で、このミールスのデザートがめっちゃ美味かった。インドでは甘いモノも一緒に食べてしまうのだが、キールというもので、とにかく美味い。これは、作り方を知りたいなぁ・・・
そして、ココには夜も行って、同じくミールスを頼んでしまった。実は、カルナータカ州のミールスは、ラッサムやサンボルがケララとかとはちと違う。バターミルクも、ちゃんとしたバターミルクが出てきたし。
個別で出てくる料理も、各地それぞれで特徴あるから調べなきゃと思っているのだが、定食であるミールス自体も、各地でそれぞれ味が違う。カレー研究、なかなか大変なんですわ。
とりあえず、新しいところへ行ったら、まずミールスを食べて、どんな特徴かを分析する。で、その後に、個別の食べ物、そこでしか食べれそうにないものに挑戦してみるっていうのが、調査の流れって感じかな。
そして、夜、今度は、バックがごそごそ言うので開けてみたら、なんと、ネズミはバックの中に侵入して、コーチンでもらった豆を食い荒らしていた。おいおい、なにすんねん、ネズミくん・・・
ちなみに、この宿、出てきたのはネズミだけではなかった。なんと、あの南京虫も生息していたのだ。しかも、その南京虫に股の微妙なところを噛まれてしまい、その後大変なことに・・・一年近く経つ2016年7月時点の今でも、噛まれた跡が残っているし、まだ痒みが取れない。南京虫は噛まれると、一年は尾を引くと聞いていたが、本当だったのだ。いやぁ、これまでも、南京虫が出ると言われる宿には泊まってきたのだが、まったく噛まれる気配がなかったので、完全に油断していたよ。今まで被害に遭わなかったのは、ただのラッキーだけだっただけだったのだろう。
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