(English)
I moved to Mangalore.
|
|
さて、次に行くのはマンガロール。ということで、朝5時半のマンガロール行きのバスに乗り込む。バスはどんどん山の中へ入って行きまして・・・だんだん<スパイス>と書かれた看板が見えるようになってきた。むむ、ここはひょっとして!?
そう、ロンプラに書かれていた南インドのもう一つのスパイスポイント<Kodaguエリア>というところだったんですわ。ロンプラでは名前が載っているだけで、地図で示していなかったので、イマイチ場所が分からなかったのだが、まさか、こんなところにあったとは。
降りてみようかと思ったのだが・・・下調べしていないから土地勘が全くない。しかも、どうしようかと、考えている間にバスは出発。そして、どんどん進んでしまい・・・結局降りずじまい。バス旅はこういうところが問題なんですよ。途中、「あっ!?」と思ったところがあっても、通過しちゃう。チャリ旅なら、絶対止まって、ゆっくりしていっただろうに・・・
で、マンガロールに着いちゃいまして。まぁ、いいか。インドスパイスは大好きなクミリーで満喫したことだし。さて、到着したマンガロールは、思っていたより大都会だった。う~ん、なんだか落ち着かない。マイソールくらいの中規模な町が一番落ち着くかも。
こういうのは、来てみないとワカラナイもんですな。Kodaguエリアにしても、マンガロールにしても、なんか想像を超えてきた。まぁ、旅の面白さって、そういうことなんだよね。思っていたことを越えたことが、起こる。だから楽しい。
さて、まぁ、とりあえず、マンガロールはマンガロール料理を食べにきたんで。早速近くの食堂で、ミールスを食べる。魚のフライが出てきた。そう、他の地のミールスではなかなかお目にかかれない、魚のミールス。海が近いから魚介を使った料理が多い。ケララもそうだったんだけど・・・ただ、フライの揚げ方とか、ケララとはちと違う。小麦粉っぽいものがまぶしてあって、から揚げっぽくなっている。ふむふむ、これが、マンガロール流ミールスか。
微妙な違いなんですけどねぇ。料理研究家としては、この微妙な違いが結構重要だったりするんですよ。そして、こういう微妙な違いを発見するのが、めっちゃ楽しい。
で、夜もシーフードってことで、カニカレーを食べてみることに。しかし、このカニカレーは失敗だった。高かったのに。やっぱりこれも食べてみなくちゃ分からない。いや、これは分かっていたのか。そもそも、タイでブーパッポンカレーを食べた時、カニとカレーの相性はイマイチだ、という体験をしていたのだ。でも、インドのカニカレーは違うんではないかと、期待しちゃったんですよねぇ・・・しかし、やっぱり、カニカレーはカニカレー。なにがイマイチかって、とにかく食べづらいんですよ。身を出してくれて、それにカレーをかけてくれたらまた違うんだろうけど・・・
|
|



|